韓国経済の問題は「中国への過度な依存」―中国メディア

韓国経済の問題は「中国への過度な依存」―中国メディア

24日、中国メディア・金十数拠は、韓国の輸出が4カ月連続で下落したと伝えた。資料写真。

2019年3月24日、中国メディア・金十数拠は、韓国の輸出が4カ月連続で下落したことについて、その背景を伝えた。

記事は、「韓国経済が未曽有の困難な状況に陥っており、韓国の誇る4大産業である自動車、半導体、石油化学工業、造船のいずれも難題に直面している。特に対中輸出の落ち込みが激しい」と伝えた。

21日に韓国国際貿易協会が発表した3月の最新データによると、同月1日から20日までの輸出は前年同期比で4.9%減となり、4カ月連続の減少となった。「特に悲惨」だという2月は前年同期比11.4%減で、16年4月以降最大の減少幅となった。

記事は、「典型的な輸出志向型経済」である韓国の問題点を指摘。その一つが半導体で、その輸出は前年同期比25%減と、09年3月以来の大幅な下げ幅となったほか、2月の24.8%減と比べてもさらに下がった。記事は「サムスンの半導体は世界的に有名で、毎年約500億ドル(約5兆5000億円)の半導体を中国に輸出していた。しかし、中国のスマホ市場で販売台数が減少したことや、ファーウェイなどの中国産半導体の台頭により、サムスンの半導体は大打撃を受けた」と分析した。

別の問題点は「石油化学工業」の分野だ。「石油資源に乏しい韓国は、強大な石油化学工業を有しており、この点は製油能力に体現されていて、毎年石油製品の輸出額は500億ドル(5兆5000億円)を超え、世界第7位だ」と指摘。しかし、「3月の石油製品の輸出は11.8%減少し、2月の14.3%減と比べてわずかに回復はしたものの、全体的には下落の傾向にある」という。

そして、最大の問題点として挙げたのが「韓国経済が中国市場に依存しすぎている」こと。韓国の対中輸出は韓国の国内総生産(GDP)の10%を占めており、米中貿易関係に不確定要素が多くある中で、中国経済の成長がわずかに緩やかになるだけで、「韓国経済は警笛を鳴らす状況だ」と記事は表現した。

例として、2月の韓国の対中輸出が前年同期比で17.4%減少し、4カ月連続の減少となったとを挙げ、「輸出の悪化に伴い、韓国の製造業には危機が訪れている。3月初めのデータによると、韓国の2月の製造業購買担当者指数(PMI)は47.2と過去3年で最低水準になったほか、新たな輸出注文も7カ月連続で縮小した」と伝えた。

これらを踏まえて記事は、「韓国人は、自国が先進国で資本主義国であることをずっと誇りにしてきた。1人当たりのGDPは3万ドル(約330万円)を超え、環境や文化面で中国について悪く言ってきたが、経済の衰退でようやく中国市場の重要性を理解したようだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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