韓国、今度は文大統領の「空白の5時間」が問題に

文在寅大統領に山火事で『空白の5時間』問題 朴槿恵前大統領も『空白の7時間』問題

記事まとめ

  • 文在寅大統領に大規模な山火事をめぐり『空白の5時間』問題が浮上している
  • 野党の李彦周氏は「自画自賛・傍若無人の大統領府を見て本当にあきれた」と述べている
  • 朴槿恵前大統領も、セウォル号沈没事故の時に『空白の7時間』が大きく騒がれた

韓国、今度は文大統領の「空白の5時間」が問題に

韓国、今度は文大統領の「空白の5時間」が問題に

10日、韓国・世界日報によると、旅客船セウォル号沈没事故当時に朴槿恵前大統領の「空白の7時間」が大きく騒がれたが、今度は文在寅大統領の「空白の5時間」が問題になっている。写真は文大統領。

2019年4月10日、韓国・世界日報によると、旅客船セウォル号沈没事故当時(14年4月)に朴槿恵(パク・クネ)前大統領の「空白の7時間」が大きく騒がれたが、今度は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「空白の5時間」が問題になっている。

記事によると、4日に江原道(カンウォンド)で発生した大規模な山火事で、文大統領が火事発生から5時間後に緊急会議を行ったことに対し、一部から疑問の声が上がっている。

韓国野党「正しい未来党」の李彦周(イ・オンジュ)議員は同日、自身のSNSに「サッカーグラウンドの700倍以上の規模の山が全焼し、村が全部燃え、人命被害まで出たのに、セウォル号と比較して対応を評価する与党と、自画自賛・傍若無人の大統領府を見て本当にあきれた。文大統領が山火事発生から5時間後に国家危機管理センター状況室に現われたのは事実。官邸にいながら5時間後に現れて会議したことは問題ないと言えるのか」と指摘した。

さらに「やましくなければ当時の文大統領の行動を公開すればいいのに『対応する価値がない』などと言うから国民がさらに怪しむ。朴前大統領の時に『1分単位で行動を明らかにすべき』と問題視していたことが思い出されるが、文大統領も少なくとも10分単位で明らかにすべきではないか」と主張した。投稿はかなりの長文で、最後に重ねて「病気であれ、二日酔いであれ、原因が何であれ、この問題を率直に公論化し、二度とこのようなことがないようにしなければならない」と求めているという。

これに対し、韓国のネット上では6000件近くのコメントが寄せられている。「国民には知る権利がある」「イ・オンジュ議員を支持する。5時間を公開せよ」「早く5時間を明らかにして。そうすれば事態も静まるのに、なんで疑惑を大きくするの?」「国民が言いたいことを代わりに言ってくれてありがとう」と公開を求める声が続出する一方で、「暴言吐き過ぎ。大統領府が告発して懲役でも受けたらいいのに」「はいはい、上手上手。あなたの口による政治は素晴らしい。でも本音が見えてるよ。自由韓国党に行きたいんでしょ(※今年2月に正しい未来党を離党して自由韓国党への入党するのではないかという疑念が高まっていた)」など批判的な意見も出ている。

一部からは「セウォル号の時は災害システムが作動せず、歴史に教訓を残すために問題視したことであって、今回の山火事は比較的災害システムが働いたため、次元が異なる問題。みんな落ち着いて考えよう」と冷静な判断を促す声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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