F-35A墜落がメード・イン・ジャパンに与える影響―中国メディア

F-35A墜落がメード・イン・ジャパンに与える影響―中国メディア

11日、中国日報網は、F-35墜落がメード・イン・ジャパンに与える影響について分析する記事を掲載した。

2019年4月11日、中国日報網は、F-35Aの墜落がメード・イン・ジャパンに与える影響について分析する記事を掲載した。

9日夜、青森県沖の海域で航空自衛隊三沢基地所属のF-35A戦闘機1機が墜落した。記事は、「愛知県にある三菱重工業の工場で生産された最初のF-35Aであったため、メード・イン・ジャパンに対する疑念が生まれている。事故原因がまだ完全に明らかになっていない中で、日本での組み立てにおける技術的な問題のせいにすることはできないが、この可能性は確かに存在するのだ」と論じた。

その上で、墜落の原因について、主に4つの可能性があると指摘。それは「操作ミス」「鳥との衝突」「戦闘機の技術的問題」「日本での組み立て時の問題」だ。

このうち、「操作ミス」については、夜間飛行であったため視覚上の誤認があり、海面を空と勘違いし、低空飛行の状態で高速飛行のまま海に墜落したことはあり得ると分析。「鳥との衝突」は、当時の連絡の状況から可能性は低いとした。

「技術的な問題」については、「当該型機は、米国で約20万時間飛行しており、墜落事故は発生したことがない。したがって、技術設備は米国では合格であり、保証されている」と指摘。F-35Aの墜落は初だが、昨年9月28日に、米サウスカロライナ州で米軍のF-35Bが訓練中に墜落し、大破する事故は発生している。

記事は、「墜落した機体は日本で生産された最初のF-35Aで、17年に三菱重工小牧南工場で生産されたものだった」と紹介。「機体は新しいため疲労の問題はない。従って、技術的問題が原因だとしたら、恐らく三菱での組み立てか、採用された数少ない日本の部品に問題があった可能性がある」と分析した。

その上で、「メード・イン・ジャパンは、高い品質とハイレベルで精密で先端的の代名詞だった。しかし近年、日本企業が熾烈な製品競争に対応するため、手抜き、粗悪品を上等品とすること、検査を軽視し資格のない人が検査をするなどの問題が報道されている。今回の墜落事故の原因が、日本での組み立てや部品に問題があったとすれば、近年日本企業で発生している製品の品質問題も含め、メード・イン・ジャパンに対する極めて重大な疑念と不信感を人々に抱かせることになる。これは個別の問題ではなく、日本の企業経営で普遍的に見られる問題だからだ」と論じた。

このほか、「F-35は世界で最も優秀な戦闘機であり、日本政府は大規模に導入していて、世界的にも有名になっている」と指摘。「マイナス面の影響は世界中に波及し、長期にわたってメード・イン・ジャパンの名誉が傷つくかもしれない」と記事は結んだ。(翻訳・編集/山中)

関連記事(外部サイト)