墜落した自衛隊のF-35、米軍が引き上げに投入した特殊船は「中国製」―中国メディア

墜落した自衛隊のF-35、米軍が引き上げに投入した特殊船は「中国製」―中国メディア

2日、中国メディアの環球時報は、墜落した自衛隊のF-35戦闘機の引き上げのために米軍が投入した深海活動支援船「ファン・ゴッホ」は中国製と紹介する記事を発表した。写真は同船の建造を担当した中国招商局重工(深セン)の造船施設。

2019年5月2日、中国メディアの環球時報は、青森県沖に墜落した自衛隊のF-35戦闘機の引き上げのために米軍が投入した深海活動支援船「ファン・ゴッホ」は中国製と紹介する記事を発表した。

航空自衛隊第3航空団に所属するF-35が訓練中に消息を絶ったのは4月9日だった。自衛隊は機体の一部が海上で発見されたことを受け、翌10日に墜落と発表した。機体の大部分は海底に沈んだとみられている。

自衛隊は行方不明の操縦士と機体の捜索をただちに開始。29日には米国が派遣した深海活動支援船「ファン・ゴッホ」も現場海域に到着し、海上自衛隊艦船、日本の海洋研究開発機構の海底広域研究船「かいめい」と共に、海底捜索は3隻態勢になった。

環球時報によると、「ファン・ゴッホ」は、深海活動支援船の運営などをなどを手掛けるシンガポール企業のウルトラ・ディープ・ソリューションが保有する船舶だ。

ウルトラ・ディープ・ソリューションは2014年の設立で、保有する6隻の深海活動支援船はいずれも、中国国有系の中国招商局重工(深セン)有限公司が建造した。設計したのはいずれもノルウェーの船舶設計会社であるマリン・テクニク。

ウルトラ・ディープ・ソリューション「ファン・ゴッホ」を受領したのは2018年で、同社は深海からの引き上げ業務を行うマレーシア企業のレッド・テクに「ファン・ゴッホ」を2018年5月1日から5年間の契約でリースした。米軍はレッド・テクから「ファン・ゴッホ」をチャーターしたとみられるという。(翻訳・編集/如月隼人)

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