韓国の若者がデートに消極的な理由―米メディア

韓国の若者がデートに消極的な理由―米メディア

12日、米CNNはこのほど、「韓国ではデートがとても費用がかかり、とても危険なものであるため、多くの若者がデートに消極的だ」とする記事を掲載した。写真は韓国。

2019年5月12日、中国メディアの環球網によると、米CNNはこのほど、「韓国ではデートがとても費用がかかり、とても危険なものであるため、多くの若者がデートに消極的だ」とする記事を掲載した。

CNNの記事はまず、ソウルの世宗大学がデート指南講座を開設し、学生に模擬デートを4時間続けるという課題を出していることを紹介した上で、「そのようなクラスは必要かもしれない」とし、「韓国健康社会問題研究所(KIHASA)の調査によると、2018年には20〜44歳の韓国人の大多数が独身で、未婚男性の26%、未婚女性の32%だけが異性と交際している。デートしていなかった人たちのうち、男性では51%、女性では64%が独身でいることを選択すると回答している」と伝えた。

そして、「就職難や高いデート費用が韓国の若者を恋愛から遠ざけている」とし、韓国の18年の失業率が3.8%と17年ぶりの高水準となったこと、特に15〜29歳の青年失業率が10.8%と高いこと、求人情報サイトのジョブコリアが今年実施した調査によると、大卒者のうちフルタイムの仕事に就くことができたのは10人に1人でしかないこと、KIHASAによると、失業中の男性(18%)と女性(27%)と比較して、仕事をしている男性(31%)と女性(34%)のほうが恋愛をしていること、結婚情報会社デュオの調査によると、1回の平均デート費用は6万3495ウォン(約5833円)であり、最低時給8350ウォン(約767円)を受ける人が7.6時間働いて稼ぐお金に相当すること、市場調査会社のエムブレインの調査によると、回答者の81%がデート費用が恋愛におけるストレスの原因の一つであると考えていること、回答者の半数が好意を持つ人に出会っても経済状況が良くなければデートを始めないだろうと答えていることなどを紹介した。

記事はさらに、「若者が直面しているのはお金の問題だけではない」とし、韓国で性犯罪や盗撮、男女差別などが社会問題となっていることが、若者がデートに消極的な理由の一つだと指摘。韓国警察庁によると、警察への性暴力の通報は08年の1万6000件から17年は3万2000件と急増していること、恋人もしくはデートの相手に襲われた事件は16年の9000件から18年は約1万9000件に増えていること、韓国では盗撮が深刻な社会問題となっており、17年には6400件以上の通報が警察にあったこと、昨年デジタル性犯罪被害者支援センターに寄せられた被害件数の65%が知人や恋人による盗撮であったことなどを紹介している。(翻訳・編集/柳川)

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