トランプ大統領の貿易戦争、次のターゲットはどこ?―米メディア

トランプ大統領の貿易戦争、次のターゲットはどこ?―米メディア

28日、トランプ米大統領が仕掛ける貿易戦争をめぐり、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは「ベトナムが次のターゲットになるだろう」と指摘する記事を掲載した。写真はベトナムの労働者。

2019年6月28日、トランプ米大統領が仕掛ける貿易戦争をめぐり、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは「ベトナムが次のターゲットになるだろう」と指摘する記事を掲載した。

記事によると、トランプ大統領は米メディアの26日の取材でベトナムを痛烈に批判。「多くの企業がベトナムに移転しているが、ベトナムの米国利用は中国よりひどい」と述べ、ベトナムに関税を課したいと思うかとの質問に対しても「ノー」とは答えなかったそうだ。

記事は「米中貿易戦争の勃発以降、ベトナムの対米輸出は大幅に伸び、中国の対米輸出減少でできた隙間を埋めた」と説明し、企業が中国にある生産拠点をベトナムに移す理由の1つに「米国による懲罰的関税の回避」があることを指摘。今年、中国からベトナムへのパソコン、電子製品輸出が大幅に拡大したことについては、関税を回避したい中国企業が米国向け製品を先にベトナムに送っている可能性に言及した。

米国とベトナムの貿易問題について、ある経済専門家は「トランプ氏について言うと、対ベトナム貿易赤字は交渉可能。同氏を本当に怒らせているのはベトナムが中国製品に米国の関税を回避するルートを与えているという点だ。ベトナムは全力で自己弁護せねばならない」との考えを示したという。(翻訳・編集/野谷)

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