中国の輸入禁止受け、日本でごみ処理がパンク状態?=中国ネット「中国の空気は汚いなんて言える立場?」「日本のコンビニに行くと…」

中国の輸入禁止受け、日本でごみ処理がパンク状態?=中国ネット「中国の空気は汚いなんて言える立場?」「日本のコンビニに行くと…」

中国の動画メディア・梨視頻は21日、中国が2017年に海外からのごみの輸入を禁止して以来、日本ではごみが激増し、社会問題になっていると伝えた。資料写真。

中国の動画メディア・梨視頻(Pear Video)は21日、中国が2017年に海外からのごみの輸入を禁止して以来、日本ではごみが激増し、社会問題になっていると伝えた。

中国は自国の環境汚染などの状況を鑑み、2017年1月に海外からのごみの輸入禁止に踏み切った。これに付随してベトナムなど東南アジア諸国でもごみの輸入を規制する動きが起こり、それまでのごみの主要な輸出元だった米国や日本、韓国といった国々は自国内のごみ処理能力の限界に直面した。

日本は17年には約140万トンの廃プラスチックを資源として輸出していたが、中国の輸入停止後は大量の廃プラが行き場を失った。今年2月の環境省による調査結果によると、都道府県や政令市など122自治体のうち3割超の39自治体が、昨年7月の調査時と比べ、業者のごみ保管量が増加したり、法令の基準量を超えたりしたと回答しており、環境省は今月20日、家庭ごみの処理を行う自治体に対し、企業などから出る廃棄産業物のプラスチックごみも受け入れるよう促した。

このニュースを受けて、中国のネットユーザーからは、「中国が日本から大量の『ごみ』を輸入していたなんて」「以前は一体どれだけのごみを受け入れてたんだ」「てっきり日本はリサイクル制度が整っていて、ごみを出しても平気なんだと思ってた」と驚きの声が上がった。

また、「ごみを輸入していた当時の中国に感謝してほしい」「中国を犠牲にしておいて、『中国は空気が汚い』なんて、言える立場?」「韓国よりはマシだ。韓国は、ごみを輸出しながら『中国からの汚染された空気が流れ込んでくる』と非難していた」といった声が見られた。

ほかにも、「ごみを街なかに捨てないというのと、ごみを出さないように気をつけるというのはまた別の問題だ」「日本のコンビニに行くと、少ない買い物でもレジ袋に入れてくれようとする。過剰包装も多い。エコの意識が根付いていないのかも」「けど、ごみが増えても海に捨てたりしないようなところはさすが日本人だ」といった指摘もあった。

また、「まさに弱肉強食の世界だ」「先進国からごみを押し付けられるのが、中国のWTO加盟の代償だったのか」「昔は弱かった中国が発展して、やっとごみ輸入を禁止できたんだ。いかに国力の増強が大切か分かる」といった意見も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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