百貨店へと変化する日本の書店―中国メディア

百貨店へと変化する日本の書店―中国メディア

23日、環球網は、日本の書店が百貨店のように変化していると伝える記事を掲載した。資料写真。

2019年10月23日、中国メディアの環球網は、日本の書店が百貨店のように変化していると伝える記事を掲載した。

記事は、近年の電子書籍の普及で世界中の書店が打撃を受けていると紹介。日本の書店数について、1990年代末は約2万3000店だったが2018年には1万2026店になったとし、「近年、大きな書店は本以外の要素を取り入れていて、百貨店のようになっている」と伝えた。

その一例として「代官山 蔦屋書店」を紹介。2011年12月にオープンしたこの店は「大型娯楽施設」と呼べるほどで、中にはカフェ、バー、旅行代理店、CDレンタル店などが入っていると伝えた。また、日用雑貨の種類はスーパーマーケットに引けを取らないほど揃っており、書店内のバーは高級バーに劣らないほどで、休日には多くの人でにぎわうという。

また、池袋にある「梟書茶房」についても記事は紹介。カフェと書店が完全に融合した店で、「カフェと呼ぶべきか書店と呼ぶべきか分からない」としている。この店の特徴として2000冊のシークレットブックがあり、本の中身が見えないようになっていて、店員の評価しか書かれておらず、この評価から購入するかどうかを決めるようになっていると伝えた。

さらに、六本木にある「文喫」も紹介。1500円の入場料を支払えば、3万冊の中から好きな本を自由に選ぶことができ、一日中いても飽きることはなく「精神を休める港」のようなところだと伝えた。

創業150年を迎えた丸善ジュンク堂書店の京都本店では、11月2日から3日にかけて書店に「宿泊」するイベントを行うと記事は紹介。また、他の店舗で過去に行われた同イベントについて、毎年参加希望者が多く、抽選で参加者を決めていると伝えた。

記事はこのほか、「BOOK AND BED TOKYO 京都店」は「泊まれる本屋」がコンセプトのホテルだと紹介。最後に今年9月にオープンした台湾「誠品生活」の日本1号店について、「約2870平方メートルの空間は書籍、文具、日用雑貨、レストランのコーナーに分かれていて、内装は上品」「定期的に人気作家のサイン会、講演が行われる」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

関連記事(外部サイト)