崖から転落の中国人妊婦、自分を突き落とした夫の過去を知り「震えた」―中国メディア

崖から転落の中国人妊婦、自分を突き落とした夫の過去を知り「震えた」―中国メディア

タイで妊娠中の妻を崖から突き落としたとして逮捕された中国人の男が、過去に中国国内で犯罪を繰り返していたことが明らかになった。資料写真。

タイで妊娠中の妻を崖から突き落としたとして逮捕された中国人の男が、過去に中国国内で犯罪を繰り返していたことが明らかになった。観察者網などの中国メディアが26日付で伝えた。

今月9日に妊娠3カ月の中国人女性が、ウボンラーチャターニー県の国立公園内で高さ34メートルの崖から転落した。女性は大腿骨など複数カ所を骨折したが、木がクッションになったことなどで奇跡的に一命をとりとめ、胎児も無事だった。女性は当初、警察に対して「めまいがして崖から落ちた」と話していたが、後に「夫に突き落とされた。本当のことを話したら殺すと脅されていた」と告白。夫は多額の負債を抱えており、裕福な家庭に育った妻を死なせて財産を自分のものにしようとしたものとみられている。

女性と夫は2017年5月に知人のパーティーで知り合い、7月に結婚した。交際期間はわずか1カ月だった。女性は「勢いで結婚してしまった。初めての恋愛ではなかったが、夫は毎日のようにプロポーズしてくれた」と語った。ただ、犯罪歴があることは結婚前に知らされていた。夫は女性に、「強盗未遂をしたことがあるが主犯ではない。友達を手伝って巻き込まれた。8年で出所した」などと説明していたという。

ところが、今回の事件後、知人を通じて入手した2006年当時の裁判の判決文を目にした女性は「驚いて震えた」という。夫が語った「友人を手伝って巻き込まれた」というのはうそで、自ら金欲しさに強盗を働いたと記されていた。ほかにも強盗や窃盗を繰り返したとされ、懲役12年が言い渡されていた。また、それ以前にも、罰金や行政拘留処分を受けていたことが分かった。

女性は現在もタイの病院に入院中で、医師によると3〜4カ月は転院できない状態だという。回復には長期間を要するといい、障がいが残る可能性もあるそうだ。(翻訳・編集/北田)

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