日本企業が中国当局を「理不尽」と批判、商標権めぐり不服審判などで対抗

日本企業が中国当局を「理不尽」と批判、商標権めぐり不服審判などで対抗

ネオシルク化粧品の「フレヴァン」のローマ字表記「frais vent」が、中国で商標権を取れないでいる。親会社によると、中国当局の説明を「理不尽」と認識し、不服審判などの対抗措置を取っている。

株式会社免疫生物研究所の子会社、ネオシルク化粧品の製品である、「ネオシルク−ヒト型コラーゲンI」配合化粧品「フレヴァン」のローマ字表記「frais vent」が、中国で商標権を得られないでいる。免疫生物研究所は、中国当局の説明を「理不尽」と認識し、不服審判などの対抗措置を取っている。同社が2019年6月26日付で発表した。

免疫生物研究所によると、「フレヴァン」シリーズについては中国への販売を計画した段階で、中国代理店経由で中国政府及び知的財産にかかわる当局に対し、「販売許可」と「商標権」を申請した。その後、「販売許可」とカタカナ名の「フレヴァン」の商標権は取得した。しかし、ローマ字表記の「frais vent」については、当局が「中国語に置き換えた場合、すでに中国において、同じような意味合いの商標がある」との理由で、商標権を認めなかった。

免疫生物研究所は日中の特許事務所と協議を経た上で当局の主張を「理不尽」と認識し、不服審判などの対抗措置を取っている。同化粧品は中国政府により販売許可を得ていることから、第2四半期(7−9月期)の販売再開を見込む。ただし、中国では「frais vent」の商標権がないことから、他社が「frais vent」 名の化粧品を販売するリスクがあるという。(編集/如月隼人)

関連記事(外部サイト)