芸能人のギャラ制限「限薪令」でネット配信ドラマ活況、2018年度は3分の2以上に

芸能人のギャラ制限「限薪令」でネット配信ドラマ活況、2018年度は3分の2以上に

2日、昨年から本格的にスタートしたタレントの出演料を制限する「限薪令」の影響もあり、中国ではネット配信ドラマがますます活況ぶりを呈し、2018年度の最新データでは放映・配信されたドラマの3分の2以上を占めるまでになっている。

2019年7月2日、昨年から本格的にスタートしたタレントの出演料を制限する「限薪令」の影響もあり、中国ではネット配信ドラマがますます活況ぶりを呈し、2018年度の最新データでは放映・配信されたドラマの3分の2以上を占めるまでになっている。

近年、膨れ上がる一方だったタレントの出演料が作品の質に影響を与えるとして、中国メディアを管理する国家新聞出版広播総局(広電総局)が打ち出した新たな規定が「限薪令」と呼ばれるもの。この出演料制限の措置と、昨年の人気女優ファン・ビンビン(范冰冰)の巨額脱税騒動によって人気と知名度を持つスターたちへの税務調査がより厳しくなったことで、こういったスターたちの出演料の基準が定まらない中、若手タレントを起用したネット配信ドラマがこのところ、ますます活況を呈している。

「中国電視劇(テレビドラマ)産業発展報告2019」データによると、18年にテレビ放送やネット配信されたドラマは計382作品で、うちネット配信は全体の3分の2以上に。17年度と比較してみると、ネット配信は23%も増加している。

昨年は、「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」「如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」といった時代劇ドラマが大ヒットし、ネット配信ドラマはこういった歴史を題材にした時代劇をはじめ、ファンタジー時代劇やサスペンス、ラブコメディが特に人気。主演の顔ぶれも「80後(1980年代生まれ)」から「90後(1990年代生まれ)」へとすでに移行し、比較的ギャラの安い若手タレントが次々に起用されてはブレークするという、若手にとっては飛躍の大きなチャンスとなっている。(Mathilda)

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