売っているのは汚水?北京のミルクティー店で劣悪な衛生管理が暴露される―中国メディア

売っているのは汚水?北京のミルクティー店で劣悪な衛生管理が暴露される―中国メディア

5日、中国中央テレビの中国版ツイッター・微博アカウントは、衛生管理の劣悪なミルクティー店を記者が潜入取材した映像を公開した。

中国中央テレビの中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは5日、衛生管理の劣悪なミルクティー店を記者が潜入取材した映像を公開した。

今回ずさんな衛生管理が発覚したのは、北京市豊台区の銀泰百貨店内にある甘茶度(TEA LAND)の店舗。同ブランドは中国に6000店以上の店舗を展開する奇異鳥ブランドチェーン(SPECIAL BIRD&CHAIN)に加盟している。

店員に扮した記者が撮影した映像には、店員が、生ごみや布巾と一緒に洗い場に放置した使用済みのマドラーを使ってドリンクを混ぜる、フルーツティー用の果物を素手で直接触る、スマートフォンを触った手で調理するなどといった光景が映されている。

また、先輩と見られる店員は記者に、「果物は傷んで臭いがするようになっても使うよ。誰にも言わないでね。もったいないからって捨てさせてくれないの」と指導。店長は「変色して黒ずんだマンゴーも冷蔵庫で冷やせば臭みが取れる」「傷んだマンゴーには新鮮なものを一部混ぜてごまかせ」などと発言。記者が傷んだ果物の果汁で汚れたまな板を洗おうとすると、「洗わなくていい」と制し、果汁をドリンクのカップに注ぎ足す様子も見られた。

さらに、映像では「冷蔵庫の中には数日前に切り分けられた果物がカップ十数個分も保管されている。単価の高い果物は注文する客も少ないので何日間もそのまま」「お茶も売れ残れば冷蔵庫で冷やして翌日また売るようだ」「店長は『冷蔵庫なんだから大丈夫。新鮮さは保たれている』と言っている」などと説明されている。

このほか、「さっき子どもが店に来た時に新鮮な果物を使ってドリンクを作ってあげた。けど店長に見つかって数日前のドリンクと換えられた。心が痛む。罪悪感でいっぱいよ」「昔はミルクティーが大好きだったんだけど、今はタダでも飲みたくない」などと話す店員の姿も映されている。

この報道を受け、同店舗は5日に営業を停止した。中国メディア・人民日報の微博アカウントもこの動画を拡散し、「これが『甘茶度』なのか?汚水の間違いでは?」とコメント。ネット上で大きな注目を集めた。

ネットユーザーからは、「もう外で売ってるドリンクを飲みたくなくなった」「金もうけのために客の健康を犠牲にするような店はつぶれてしまえ」「この人たちには飲食店をやる資格がない」などいった非難の声が寄せられた。また、報道について「勇敢な記者だ。よく潜入レポートしてくれた」「こういった事実がもっと世に知れ渡るべきだ」など称賛するコメントも上がった。

さらに、「ミルクティー店用に傷んだ果物を卸している青果店もあると聞いたことがある」「外食はいくらおいしくても控えた方がよさそう」などと指摘するユーザーがいた一方、「全部の店がこうってわけじゃないよ」「調理場がちゃんと見える店を選べば大丈夫」「やっぱり名が広く知られている、回転率の高い店を選んだほうが良い」などと指摘するユーザーもいた。(翻訳・編集/岩谷)

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