「時代遅れ」気味だった中国の潜水艦、新技術を身に付けて性能が飛躍的に向上―中国メディア

「時代遅れ」気味だった中国の潜水艦、新技術を身に付けて性能が飛躍的に向上―中国メディア

5日、新浪軍事は、中国が新たな技術力を身に付けたことで課題とされてきた潜水艦の性能が飛躍的に向上するとの見方を示す文章を掲載した。写真は中国の潜水艦。

2019年7月5日、新浪軍事は、中国が新たな技術力を身に付けたことで課題とされてきた潜水艦の性能が飛躍的に向上するとの見方を示す文章を掲載した。

記事は、中国の潜水艦が採用している構造はいずれも冷戦期に流行した複殻式であり、今では多くの国が単殻構造または単殻と複殻の併用(半殻式)を採用するなかでも、中国はいまだに習慣的に双殻式を用いていると紹介した。

そのうえで、複殻式の潜水艦は予備浮力が大きくなり生存力を高められるメリットを持っているが、現在では体積と排水量が単殻式に比べて大きくなってしまうというデメリットの方が目立ち始めていると指摘。体積と排水量の増加は機動性の低下を招き、航行時の摩擦抵抗も大きくなるほか、ソナーの反射信号も強くなり容易に発見されてしまうとしたほか、耐圧殻内部の容積と空間が小さくなるため、武器の搭載量も少なくなってしまうと説明した。

そして「単殻式の設計は、今後の潜水艦作戦での必要性にも適合している」としたうえで、中国でも単殻潜水艦の研究開発が進むようになり、2017年にタイで行われた国防展では中国初の単殻潜水艦S-100が展示され、潜水艦に用いる耐圧殻の技術が飛躍的に高まったことが世に知らしめられたとしている。

そして、軍事専門家の話として「中国海軍は今後単殻式または半殻式の新型潜水艦を配備し始めるだろう。例えば、095攻撃型原子力潜水艦は半殻式が採用される可能性がある。すでに単殻構造の試験艦が建造されている。わが国が今後排水量が少ない単殻式の通常動力潜水艦を配備し、黄海や東シナ海水域で強敵から水面下の制御権を奪うために用いることは必然と言える」と伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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