“日本旅行自粛”も国内旅行には行きたくない?韓国国民の葛藤

“日本旅行自粛”も国内旅行には行きたくない?韓国国民の葛藤

18日、韓国・聯合ニュースは、日本旅行自粛ムードが漂う韓国で「国内旅行の慢性的問題を改善しよう」との声が上がっている。写真は韓国。

2019年7月18日、韓国・聯合ニュースによると、夏休みシーズンを迎えた韓国では、日本の輸出規制措置に対する反感から「日本旅行を自粛しよう」という動きが広がっている。そのため国内旅行に目を向ける人も増えているが、一部からは「国内旅行はあまり気乗りしない」という声も出ており、SNS上には「今回を国内旅行業界の慢性的な問題を改善する契機にすべき」と主張する声が上がっているという。

記事によると、「韓国内旅行が気乗りしない」原因は「ぼったくり(料金)」「不親切な接客」「キャンセル規定」など。各種インターネット掲示板では、さまざまなエピソードとともに不満を訴えるユーザーが相次いでいるという。数カ月前から日本旅行を計画し、キャンセルしようか悩むも結局行くことにしたという20代の会社員のキムさんは、インタビューに対し「(不買運動する人の)顔色が気になるが、コスパの高い日本に行こうと思う」と打ち明けたという。

また記事は、宿泊業の払戻し規定を守るペンションなどの宿泊施設について電話調査(15カ所)したところ「規定を遵守していたのはわずか1カ所だった」とも伝えている。

ただし「日本旅行の不買をきっかけに国内観光業界の問題に対する反省の声が上がり、少しずつ変化の兆しも見えてきた」といい、市や施設の取り組みについても紹介している。

これを受け、韓国のネット上では数多くのコメントが寄せられている。「間違ったことは言ってない。国内旅行はぼったくりが問題」「国内でサービスのいい宿泊施設は1泊5万円くらい。東南アジアは2万円代。日本に行かず、東南アジアと比べても料金やビューの差がある」と韓国内の問題点を指摘する声が上がっている。ただ「目的は日本に行かないこと。東南アジアをはじめ、行くところはたくさんある」と指摘する声も。

その他「旅行は個人の自由だけど、今日本に行ってお金を使ったら、それは君の自由を奪う部分に使われる」「日本旅行自粛、日本商品不買運動もいいけど、私たち一人ひとりが自ら改善・発展していこうとしなければ、何の意味もない」「今回を機に、国内旅行の宿泊施設の質を上げよう」などと警鐘を鳴らすユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)

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