J-20戦闘機の生産量、当初予定を明らかに下回っている理由―中国メディア

J-20戦闘機の生産量、当初予定を明らかに下回っている理由―中国メディア

9日、軍事専門番組「利刃軍事」のアカウントは、「中国の最新ステルス戦闘機J-20の量産が予定よりも明らかに遅れている」としたうえで、その理由について紹介する文章を掲載した。写真はJ-20。

2019年7月9日、軍事専門番組「利刃軍事」のアカウントは、「中国の最新ステルス戦闘機J-20の量産が予定よりも明らかに遅れている」としたうえで、その理由について紹介する文章を掲載した。

文章は、中国が自前の技術で開発した第5世代ステルス戦闘機であるJ-20が就役してからすでに2年が経ち、そのステルス性能や上空での機動力は世界から注目を浴びているとした。また、4つの生産ラインが始動したことで量産体制が整い、来年末には100機が就役できるとの予想もあると紹介した。

その一方で、現在の生産状況を見ると決して予測通りのペースで生産が進んでいるわけではないと指摘。その理由について「一連の技術的に細かい部分で改良、改善の必要があるため、まだ量産段階に入っていない」とし、関係者の話として現時点ではJ-20に対してなおも改良を続けている状態だと伝えるとともに、最大のネックがやはり以前から指摘されてきた「エンジンの開発」にあると説明した。

文章は、今後中国空軍は少なくともJ-20を300機配備する必要があるとされるものの、開発中の最新エンジンWS-15の技術的な進展状況からいえば、この目標の達成には「あと数年は必要」との見方を示している。

そして、米国も世界初の第5世代戦闘機であるF-22を量産するのに10年近い時間がかかったうえ、現時点でも183機の就役にとどまっていると紹介。「全体の設計構造や先進的な技術理念を多く含むことを考えれば、第5世代戦闘機は研究開発から量産に至るまでに長い道のりを経るのが必然なのである」と論じた。(翻訳・編集/川尻)

関連記事(外部サイト)