香港大規模デモ支持の歌手アルバムが「iTunesランキング」で上位独占、“中国寄り”はランク圏外

香港大規模デモ支持の歌手アルバムが「iTunesランキング」で上位独占、“中国寄り”はランク圏外

11日、中国本土への容疑者移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案への抗議活動を支持する歌手のアルバムが、最新のiTunesアルバムランキングで上位にずらりと並んでいる。

2019年7月11日、中国本土への容疑者移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案への抗議活動を支持する歌手のアルバムが、最新のiTunesアルバムランキングで上位にずらりと並んでいる。

先月には100万人規模のデモも行われた「逃亡犯条例」改正案への抗議活動には、一部の香港人タレントや歌手も支持の声を上げ、現在はいずれも中国市場から締め出しの対象にとなっている。そんな中、10日付のiTunesアルバムランキング(香港)ではトップ10のうち、抗議への支持を表明している歌手の作品が6枚も登場している。

デニス・ホー(何韻詩)は、過去には中国で100回以上もライブを開催してきた人気女性歌手だが、2014年には雨傘運動への支持を表明しており、以前から中国市場で封殺対象となっている。しかしこのたびのランキングでは、1位および4位と8位にアルバムが登場している。

俳優で歌手のチャウ・パッホウ(周柏豪)はこのほど、SNSでの発言が問題視されて中国での音楽フェス出演が急きょ中止となったが、そのアルバムが3位と9位に登場。映画「桃(タオ)さんのしあわせ」で、第68回ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞を受賞したデニー・イップ(葉徳嫻)は、すでに20年近くもアルバムをリリースしていないにもかかわらず、過去のアルバムがいきなり7位に入っている。

これに対し、デモ排除のために動いて一般社会から非難を浴びた警察を支持するため、先月末に行われた集会に参加した男性歌手アラン・タム(譚詠麟)のアルバムは、軒並みトップ200から姿を消すという事態となっている。(Mathilda)

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