台湾海峡情勢緊迫の中、中国軍が近隣海域で軍事演習実施―米華字メディア

台湾海峡情勢緊迫の中、中国軍が近隣海域で軍事演習実施―米華字メディア

14日、米華字メディア・多維新聞は、中国軍が「近ごろ中国南東部沿岸で軍事演習を行った」と発表したことを報じた。

2019年7月14日、米華字メディア・多維新聞は、中国軍が「近ごろ中国南東部沿岸で軍事演習を行った」と発表したことを報じた。

記事は、中国国防部のウェブサイトが14日「人民解放軍は先日、中国南東沿岸などの空・海域で演習を実施した」と発表したことを紹介。演習の具体的な日程は明らかにしておらず、年間計画に基づく定例の演習と説明したことを伝えている。

そのうえで、台湾海峡地域では現在緊張が高まっており、米国務省が8日に台湾向けに約22億2000万米ドルの武器売却を認可したことに対し、中国政府が強く反発していると説明。9日には楊潔●(ヤン・ジエチー、●は簾の广を厂に、兼を虎に)中国共産党政治局員・中共中央外事工領導弁公室主任が中国政府として強い不満を示すとともに、米国に対して厳正な抗議を行ったことを明かしたと伝えた。

中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官も9日に「中国に対する粗暴な内政干渉だ」と非難するとともに「台湾は中国領土の不可分な一部。いかなる者も中国政府および中国国民による国家主権、領土保全の防衛、外部からの干渉反対の揺るぎない意志と決心を見くびってはならない」とし、米国に対して台湾への武器売却計画を直ちに撤回し、米台の軍事的な連携を中止するよう求めている。

記事はこのほか、台湾の蔡英文(ツァイ・インウエン)総統がカリブ海諸国歴訪の経由地として米国に計4泊滞在することについて、中国本土が反発を強めていることを併せて伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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