三菱ガス化学が江蘇省子会社の合弁化を取りやめ完全子会社として増資、その他

三菱ガス化学が江蘇省子会社の合弁化を取りやめ完全子会社として増資、その他

三菱ガス化学は江蘇省子会社の増資について、中国企業との合弁化を取りやめ、自社のみで増資することを決めた。写真は子会社がある江蘇省泰興市の街角で撮影。

三菱ガス化学が江蘇省子会社の合弁化を取りやめ / マツモトキヨシが香港で展開へ / 阪急阪神百貨店が初の「ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店」に / 宇部興産が中国などでの需要増背景にタイで生産力増強 / 「popIn Discovery Global」の広告配信エリアに中国など追加へ

●三菱ガス化学、江蘇省子会社の合弁化を取り消し完全子会社として増資
三菱ガス化学は江蘇省の子会社の増資計画を変更した。中国企業との合弁化を取りやめ、自社だけで増資し、完全子会社体制を維持する。16日付で発表した。

対象は泰興菱蘇機能新材料で所在地は江蘇省泰興市。過酸化水素や化学研磨液の製造販売をしている。設立は2018年12月で、19年3月末時点の資本金は約2900万ドル(約31億円)、三菱ガス化学の全額出資。

増資について当初は、20年9月末に資本金を約4000万ドルにし、出資比率は三菱ガス化学が89%、江蘇蘇化集団が11%出資する予定だった。予定を変更し、三菱ガス化学が増資をすべて引き受けることになった。増資後の資本金は約4000万ドルと変わらないが、時期は21年初を予定する。

●マツモトキヨシが香港でドラッグストア事業展開へ
マツモトキヨシは16日、香港でドラッグストアを開発・運営するための事業推進を目的として、現地法人を開設すると発表した。

海外調査を目的に2007年に設立されたマツモトキヨシ香港の全株式を取得して子会社化する形を取る。マツモトキヨシ香港の資本金は1000香港ドル(約1万4000円)で、マツモトキヨシの松本清雄社長が全株式を保有する。マツモトキヨシによる株式取得は7月末を予定する。

●阪急阪神百貨店、中国国外初の「ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店」に
エイチ・ツー・オー リテイリングと阪急阪神百貨店は16日、同百貨店が中国国外初の「ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店」に認定されたと発表した。

阪急阪神百貨店は、「ウィーチャット」を展開する騰訊控股と共同で、ウィーチャットペイの導入(2017年)、店員を介さずに注文できる「レストランQRコードオーダー」(18年)、人工知能(AI)活用の「店内案内」、海VIV顧客クラブの会員カード「電子会員化」(19年)など、さまざまなサービスの開発・導入を通じて中国人客へのサービス向上に取り組んできた。

●宇部興産、中国などでの需要増背景にタイでのポリウレタン原料の生産力増強
宇部興産は16日、タイ・ラヨーン県にある子会社のウベファインケミカルズアジアの工場で、ポリウレタン原料のPCD(ポリカーボネートジオール)II期製造設備の増強に着手したと発表した。2020年7月の稼働予定で、生産能力は従来の倍増の年産8000トン規模となる。

PCDは宇部興産のファインケミカル事業の主力製品の一つで、主に高級ポリウレタンの主原料(ポリオール成分)として使用されており、自動車、家具、建材などのコーティングや人工皮革、接着剤などに採用が広がっている。

近年は、特に中国を中心としたアジア圏での消費者の高級・高機能志向の高まりや、法的環境規制強化による水性塗料への切り替えが増えており、引き続きPCDの需要増が見込まれる中、需要地に近いタイで生産能力を増強する。

●「popIn Discovery Global」の広告配信エリアに中国など追加へ
popIn(本社・東京都港区、代表取締役・程涛)は16日、ネイティブアドネットワークの「popIn Discovery Global」広告配信エリアが今秋にも中国・タイ・香港・シンガポールに拡大されると発表した。

popInは、多種多様な文化を持つアジア圏において、その国々のローカルメディアと提携することで、ローカル文化に根付いた質の高い広告配信を可能にしてきた。インバウンド・アウトバウンド、越境ECマーケティングについて、より効果的な、高品質なプロモーションを提案しているという。

現在の配信地については、日本国内では800以上のメディアと提携し月間60億PV以上を実現している。台湾では提携メディアが220以上で月間12億PV以上、韓国では提携メディアが180以上で月間10億PV以上、マレーシアでは提携メディアが14以上で月間1億PV以上という。(翻訳・編集/如月隼人)

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