ロシアの「光り輝く海岸」、中国人観光客が原因で20年後には消失?―中国メディア

ロシアの「光り輝く海岸」、中国人観光客が原因で20年後には消失?―中国メディア

22日、中国メディア・環球時報は、露ニュースサイト・PRIMPRESSの報道に基づき「中国人観光客のある行為が、ロシアの人気観光地の消失につながるかもしれない」と伝えた。写真はウスリー湾。

中国メディア・環球時報は22日、露ニュースサイト・PRIMPRESSの報道に基づき、「中国人観光客のある行為が、ロシアの人気観光地の消失につながるかもしれない」と伝えた。

ウラジオストク郊外にあるウスリー湾の海岸は、ソ連時代には近辺の磁器工場の廃棄物や人々が出したウォッカやビールなどの空き瓶を投棄する場所として使われていたと言われている。時間の経過とともに投棄された破片は波に磨かれ、現在では海岸一面に色とりどりのシーガラスが光り輝く光景が広がっていることから「ガラスビーチ」と呼ばれ、多くの人々が訪れる人気観光地となっている。

しかし、昨年8月、持参したビニール袋にこの海岸のシーグラスを大量に詰めて持ち帰る2人の中国人観光客の姿を収めた映像が世界中に拡散されて批判の的となった。記事では「海岸には『シーグラスを持ち帰らないでください』という看板が立てられ、現地の中国大使館の職員はガイドにこうした行為を注意しているが、それでも多くの中国人観光客が収集している」と指摘された。

記事はさらに、「ウラジオストクの極東連邦大学の教授の話では、観光客がこういった行動を続ければ、『ガラスビーチ』の独特な景観は20年後には消失してしまうかもしれない」と指摘。こういった行為に対し、現地の人々からは「出口で観光客に対して持ち物検査を実施すべきだ」などといった声が上がっているという。(翻訳・編集/岩谷)

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