トヨタ自動車が中国Didiとモビリティサービスで協業拡大・合弁設立、その他

トヨタ自動車が中国Didiとモビリティサービスで協業拡大・合弁設立、その他

トヨタ自動車は中国配車サービス最大手Didi Chuxing(滴滴出行)とモビリティーサービス領域での協業を拡大する。写真は握手する滴滴出行の朱景士高級副総裁(左)と豊田自動車の丸山茂樹副社長(右)。

トヨタ自動車、Didiとモビリティーサービスで協業拡大 /中国人気インフルエンサーが紹介したら1万個「秒速完売」 / 光ハイツ・ヴェラスが北京江山頤年養老服務と業務提携 / 富士フイルム、中国で経口合成抗菌薬が輸入医薬品の承認取得 / タチエス、中国で生産体制を再編 / アミューズが中国で屋内スポーツ施設事業、11月に上海で1号店オープン / 資生堂のヘアメーキャップアーティストが出演する動画を中国向け配信

●トヨタ自動車、中国Didiとモビリティーサービスで協業拡大
トヨタ自動車は中国配車サービス最大手Didi Chuxing(滴滴出行、Didi)とモビリティーサービス(MaaS)領域での協業を拡大する。2019年7月25日付で発表した。

トヨタとDiDiはライドシェアドライバー向け車両関連サービスを展開する合弁会社を広汽トヨタ自動車とともに設立する。トヨタはDiDi及び合弁会社に計6億ドル(約660億円)を出資する。

DiDi側は、AIを活用した自社の大規模なモビリティーオペレーションとトヨタの優れたコネクティッドカー技術を組み合わせ、都市における次世代の移動の枠組みをともに構築していきたいとの考えを示した。

●長寿乃里の「せっけん」を中国人気インフルエンサーが紹介したところ1万個が「秒速完売」
長寿乃里(本社・横浜市)によると、「然(しかり)よかせっけん」を中国の人気インフルエンサーの李佳チー(Austin)(「チー」は王へんに「奇」)氏がタオバオライブ生放送で紹介したところ、1万個が「秒速完売」したという。

長寿乃里は「完然無添加で「生」コスメのスキンケア商品の製造・販売を手がけている。「然(しかり)よかせっけん」は2002年5月に発売し、14年7月にリニューアル。累計2500万個を販売した同社にとっての大ヒット商品だ。

李佳チー氏は7月17日には生放送で、「然よかせっけん」を紹介した。辛口コメントで知られる李氏だが、「2年前からプライベートで使っていた」などともコメントした。計1万個がたちまちにして完売したという。李氏による同商品のタオバオライブ配信は、今後も継続の予定。

●光ハイツ・ヴェラスが北京江山頤年養老服務と業務提携、合弁も設立予定
光ハイツ・ヴェラスは25日、北京江山頤年養老服務と業務提携の契約を締結したと発表した。北京江山頤年養老服務は1970年から香港証券取引所メーンボードに上場している江山控股のグループ会社で、中国を拠点に高齢者介護サービス事業を行っている。光ハイツ・ヴェラスは北海道で有料老人ホーム事業を展開している。

両社の業務提携は、介護スタッフのトレーニングと派遣交流等の人材提携メカニズムを構築し、双方の事業を発展させ、共に企業価値を高めることを目的とする。中国で合弁会社を設立する予定だが、具体的事項は未定。また、中国国内で長期提携を行う介護スタッフトレーニングスクールの選択及び学生の募集・育成を行う。育成後の学生を光ハイツ・ヴェラス又はその他の介護スタッフの必要な日本国内の機構に派遣して作業又は実習を行う予定。

●富士フイルム、中国でキノロン系経口合成抗菌薬が輸入医薬品としての承認を取得
富士フイルムは25日、キノロン系経口合成抗菌薬「T-3811」が中国の国家薬品監督管理局により、肺炎などの呼吸器感染症を主な適応症として輸入医薬品承認を取得したと発表した。

「T-3811」を創製したのは富士フイルム富山化学で、多剤耐性肺炎球菌などの耐性菌に対しても抗菌活性を持つ。日本では2007年10月から「ジェニナック錠200mg」として販売されている。富士フイルム富山化学の国内工場で製造した「T-3811」を中国へ輸出し、販売提携先の深セン万楽薬業を通じて販売する予定。開始時期は2020年度を計画。

●タチエス、中国での自動車座席用フレーム部品生産体制を再編
タチエスは25日、中国で自動車座席用フレーム部品の製造・販売会社を設立し、連結子会社である浙江泰極愛思汽車部件と浙江富昌泰汽車零部件を新会社に移すと発表した。

これまで以上に迅速かつ効率的に自動車座席用フレーム部品を生産し、中国国内はじめとするグループ各社に供給することを実現させる。各社のシナジー効果による競争力の向上と集中生産体制による生産力の強化を実現し、新規受注の獲得と次世代自動車用シート部品の生産を目指す。

●アミューズが中国で屋内スポーツ施設事業、11月に上海で第1号店をオープン
アミューズは25日、中国でスポーツビジネスを牽引するPlaymaker Kids(PMK)と資本業務提携を行うと発表した。デジタルとスポーツ教育を融合させた屋内スポーツ施設事業に進出する。11月に上海で第1号店をオープンする。上海に続き、中国国内、さらに東南アジア等への進出を予定する。日本には、2020年東京五輪後に逆輸入という形での地方都市中?の展開を検討中。

●対中越境ECの「豌豆」、資生堂のヘアメーキャップアーティストが出演する動画を配信
インアゴーラは25日、資生堂ジャパンとの協業により、資生堂の男性ヘアメーキャップアーティストが出演する動画を制作し、同社が運営する中国人消費者向けに日本商品を販売するECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」で配信すると発表した。

背景には、中国人女性顧客からメークについての悩みが多く寄せられることがあった。資生堂のヘアメーキャップアーティストの向井志臣さんが出演し、資生堂ジャパンのコスメティクス3ブランドを用いて、解説しつつメーキャップをモデルに施す。メーキャップの楽しさや奥深さを伝えるとともに資生堂ジャパン商品の性能の高さなどを訴求していく。資生堂のヘアメーキャップアーティストが中国女性向けの動画に出演し、制作に携わるのは初めて。(翻訳・編集/如月隼人)

関連記事(外部サイト)