島津製作所の中国子会社がフォークリフトの需要拡大に対応、背景にEC市場の拡大

島津製作所の中国子会社がフォークリフトの需要拡大に対応、背景にEC市場の拡大

島津製作所の中国子会社がフォークリフト向け油圧ギアポンプおよびコントロールバルブを製造する新工場を建設する(写真は完成予想図)。電子商取引の成長により、物流業務に欠かせないフォークリフト市場も成長。新工場で需要増に対応する。

島津製作所の中国子会社がフォークリフトの需要拡大に対応、背景にEC市場の拡大 /ミニストップが山東省青島市に続き、遼寧省大連市に進出した /無錫ヤクルトが第2工場を建設 / ワタベウエディングが北京にリゾートウエディング専門サロン開設 / チームラボボーダレスが上海で秋に開館 / 中央紙器工業が香港子会社を解散

●島津製作所の中国子会社がフォークリフトの需要拡大に対応し油圧機器新工場を設立
島津製作所の中国子会社である天津島津液圧(TSH)が天津市内の西青経済技術開発区で11月にフォークリフト向け油圧ギアポンプおよびコントロールバルブ製造の新工場の建設に着手する。20年9月の完工を予定する。島津製作所が2019年8月8日付で発表した。

TSHはギアポンプについて、2023年度には18年度比2倍の年間生産30万台を見込む。電子商取引の成長により、物流業務に欠かせないフォークリフト市場も成長しており、作動油を送り出すギアポンプや、作動油の流路を切り替えるコントロールバルブの需要も高まっているという。

また、中国のフォークリフト市場では、排ガス規制の強化によって電動化への移行が加速すると考えられる。同社は、低消費電力かつ低騒音という製品特長を訴求して販売機会の拡大を目指す。

●ミニストップが大連に進出、中国2都市目
ミニストップによると、同社と大連三寰商業管理のコンビニエンスストア事業ブランドの「会有便利」とのダブルブランド店舗が8日に開業した。

ミニストップは2019年4月15日に遼寧省大連市の現地法人、大連三寰商業管理とエリアフランチャイズ契約を締結しており、ダブルブランド店舗1号店として開店した。ミニストップは山東省青島市で86店舗を展開している(19年6月末現在)。大連市は中国2都市目の進出先となった。

●無錫ヤクルトが第2工場を建設、2022年4月の生産開始へ
ヤクルト本社は8日、江蘇省無錫市内で無錫ヤクルト第2工場を建設すると発表した。2020年5月の建設開始、22年4月の生産開始を予定する。

同工場は生産開始当初、「ヤクルト」を1日当たり80万本生産。無錫ヤクルトの総生産本数は、第1工場、第2工場と併せて、1日当たり540万本を予定する。ヤクルトは現在、広東省広州市、上海市、天津市、江蘇省無錫市、広東省仏山市と、中国では5都市6工場を稼働させている。

●ワタベウエディングが北京にリゾートウエディング専門サロンを開設
ワタベウエディング(本社・京都市)は8日、「ワタベウエディング 北京店」を同日付でオープンと発表した。

ワタベウエディングによると、北京の顧客に対しては上海店のプランナーがオンラインで対応し、サービスを提供してきた。一方で、海外リゾートウエディングのニーズが高まっており、問合わせが急増しているという。そこで、北京におけるリゾートウエディングの発展を見込み、「北京店」をオープンし、サービスを提供することにした。

●チームラボボーダレスが上海で秋に開館、東京では年間230万人来場の実績
チームラボは8日、上海市黄浦浜江で「EPSON teamLab無界美術館:teamLab Borderless Shanghai」(チームラボボーダレス上海)を秋に開館すると発表した。

チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」。境界のないアートに体ごと没入し、広大な世界をさまよい、意思のある身体で探索し、他者と共に新しい世界を創り、発見するアート体験を提供する施設だ。

東京・お台場のチームラボボーダレスは、単独のアーティストの美術館としてはオランダ・アムステルダムのゴッホ美術館の年間来場者数216万1160人を上回る、世界最大規模の年間230万人来場の実績があるという。

●中央紙器工業が香港子会社を解散・清算
中央紙器工業は8日、連結子会社である香港中央紙器工業有限公司(HKCPI)の解散および清算に向けた手続きを開始することを決めたと発表した。

HKCPI は、段ボール製品を中国向けに販売することに対応するため、1994年11月に香港で設立した。しかし、近年の日系メーカー撤退等による経営環境の変化に対応すべく、事業の効率化を図り、競争力を強化するために、2019年1月1日、HKCPIの販売機能を当社の持分法適用関連会社である東莞宏冠包装印刷科技に統合し、中国事業の再構築に着手した。HKCPIによる販売機能統合のサポート業務も終了し、アジア地域のマーケティング検証は日本で行っていくので、HKCPIは役割を終えたと判断した。(翻訳・編集/如月隼人)

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