終戦の日に靖国神社を取材、「例年とは異なった点」とは?―中国メディア

終戦の日に靖国神社を取材、「例年とは異なった点」とは?―中国メディア

中国メディアの環球時報は16日、安倍晋三首相が「終戦の日」に靖国神社に私費で玉串料を奉納したことに、韓国メディアから批判の声が上がっていると伝えた。写真は靖国神社。

中国メディアの環球時報は16日、安倍晋三首相が「終戦の日」に靖国神社に私費で玉串料を奉納したことに、韓国メディアから批判の声が上がっていると伝えた。

記事は、15日に都内で行われた全国戦没者追悼式で天皇陛下が「深い反省」という言葉を用いられたこと、安倍首相が靖国神社に私費で玉串料を奉納したこと、国会議員50人が靖国神社を参拝したことなどに言及した。

安倍首相の代理を務めた人物が自民党の稲田朋美総裁特別補佐だったことについて、記事は「日本のメディアからは、稲田氏を日本初の女性首相にするための布石というのもあながちない話ではないとの指摘が出ている」と伝えた。

また、先ごろ滝川クリステルさんとの結婚で注目を集めた小泉進次郎議員が靖国神社を参拝したことについて、「彼の目的は日本社会の右傾化を受け、さらに多くの支持者を集めることにあるとの分析がある」と伝えている。

さらに、環球時報の記者が同日に靖国神社で取材した時の様子を紹介。「昨年と比べて、若者の数が明らかに減少していた」と指摘した。毎年参拝しているという71歳の男性は「仕方がない。日本は少子化がひどくなっているから。靖国神社の精神を次の世代に伝えるのは、メディアや教育に頼るしかない」と話したという。

また、「例年とは異なる点」として嫌韓感情が色濃かったことを挙げた。「日本の右翼団体が、朝鮮半島侵略の正当性が書かれた書籍を販売し、願掛けの絵馬には『日韓断交』の文字が記されていた。近くの地下鉄駅では『竹島は日本の領土』という宣伝物が配られていた」などと伝えた。

一方で、韓国からは日本を批判する声が上がっていることも紹介。韓国・世界日報は、安倍首相の靖国神社への玉串料奉納について「7年連続で“形を変えて参拝した”」としたほか、「日本の右翼が靖国神社に集結、悪霊が舞いデタラメなことを言う」などと批判的に報じたという。韓国外交部は同日付の論評で、安倍首相の玉串料奉納や国会議員の参拝に「深い憂慮」を示した。(翻訳・編集/北田)

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