日本の抹茶は本当に「買い」なのか?―中国メディア

日本の抹茶は本当に「買い」なのか?―中国メディア

26日、中国・北青網は「日本の抹茶は本当に『買い』なのか?」と題し、日本産と中国産の抹茶を比較する文章を紹介した。写真は抹茶。

2019年9月26日、中国・北青網は「日本の抹茶は本当に『買い』なのか?」と題し、日本産と中国産の抹茶を比較する文章を紹介した。

文章は、抹茶は世界的な茶葉市場の中で急速に成長している分野だと紹介。飲用やケーキ、アイスクリームなどの需要のため、市場規模は大きく拡大する見込みだという。

その上で文章は、日本産抹茶では愛知の西尾、京都の宇治、福岡の八女、そして静岡県が4大産地だが、特に宇治が有名だと伝えた。一方、中国には「欧標抹茶」がここ数年で出現するようになったという。「欧標」とは欧州連合(EU)が輸入茶葉に対して定めた衛生や汚染物質についての基準を指す言葉で、文章は「簡単に言うと欧州に輸出する際のハードルだ」と説明した。

業界関係者によると、中国企業の生産レベルは向上し続けているが、消費者はメディアの宣伝の影響で「日本の抹茶が本場」であるとして好む傾向があり、企業も製品品質を宣伝するために日本産抹茶を選択すると文章は指摘。だが、「日本産抹茶は輸出入制限があって入手が困難であるほか、価格も高い」という。

例えば、同じ規格の抹茶でも、中国産だと1キロ当たり220元(約3320円)で購入できるが、日本産は関税などで330元(約5000円)になると指摘。また、「日本の抹茶生産能力は需要を満たせていない」と述べ、ある中国企業について「生産ラインの拡充で年産能力4000トンを実現する見通し」「国内需要を十分に満たせるたけでなく、海外にも輸出」と紹介した。だが、中国産抹茶の国際的な影響力は日本産には遠く及ばないのが現状であり、抹茶の輸出のためには、いかにして認知度を高めるかという難題があるとも指摘した。(翻訳・編集/山中)

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