無差別殺人を描き大ヒットの台湾ドラマ「悪との距離」、アジア・コンテンツアワードでも脚本賞

無差別殺人を描き大ヒットの台湾ドラマ「悪との距離」、アジア・コンテンツアワードでも脚本賞

釜山(プサン)国際映画祭に新設されたアジア・コンテンツアワードで、話題の台湾ドラマ「悪との距離」(原題:我們与悪的距離)が脚本賞を受賞。台湾版エミー賞で6部門を制したのに続き、海外でも高い評価を受けている。

釜山(プサン)国際映画祭に新設されたアジア・コンテンツアワードで、話題の台湾ドラマ「悪との距離」(原題:我們与悪的距離)が脚本賞を受賞。台湾版エミー賞で6部門を制したのに続き、海外でも高い評価を受けている。

台湾で今年大ヒットしたドラマ「悪との距離」は、無差別殺人事件とその被害者・加害者の家族にスポットを当て、それぞれの角度から心理を描いた作品。米映画データベース「IMDb」ではユーザー評価が10点満点のうち9.3点、中国の映画・ドラマ情報サイト「豆瓣(douban)」でも同9.4点と、ほぼ満点に近い評価を受けている。

6日、第24回釜山国際映画祭のアジア・コンテンツアワードで授賞式が行われ、「悪との距離」が脚本賞を受賞。今回、受賞した唯一の台湾ドラマとなり、海を越えて高い評価を受けたこととなった。

5日に授賞式が行われた”台湾版エミー賞”の第54回金鐘奨では、今回最多の14部門でノミネートされ、6部門を制覇。主人公のニュース局の副局長を演じたアリッサ・チア(賈静[雨/文])が主演女優賞を、その夫を演じたウェン・シェンハオ(温昇豪)が助演男優賞を獲得している。

「悪との距離」が台湾で放送されていた今春、中国でもこの作品が大きな話題となり、ネット上では台湾ドラマの製作環境に対して羨望(せんぼう)や驚嘆の声も。「中国作品をダメにしているのは当局のつまらない審査だ」「非常にリアリティーがあり、作り手の誇りを感じる」「国産ドラマはこのように事件後を深くえぐる作品は見られない」といった声が寄せられていた。(Mathilda)

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