インド人留学生が中国の医学部に殺到、政府は英語コースを承認制に―インド紙

インド人留学生が中国の医学部に殺到、政府は英語コースを承認制に―インド紙

インドの経済紙エコノミック・タイムズは8日、「インド人留学生の急増を受け、中国教育部は200校を超える国内の高等教育機関の中から45校に英語を用いた医学の学士課程教育を行うことを承認した」と報じた。資料写真。

インドの経済紙エコノミック・タイムズは8日、「インド人留学生の急増を受け、中国教育部は200校を超える国内の高等教育機関の中から45校に英語を用いた医学の学士課程(MBBS、Bachelor of Medicine and Bachelor of Surgery)教育を行うことを承認した」と報じた。9日付で中国メディア・環球時報が伝えた。

エコノミック・タイムズは、「英国や米国、豪州の教育機関と比べ、中国の高等教育機関の学費は学生にとって負担が少ない。そのため、中国にはインドやアジア諸国をはじめとする多くの国々から大量の外国人留学生が集まっている」と指摘。さらに、「現時点では2万3000人余りのインド人学生が中国で教育を受けているが、そのうち2万1000人がMBBSを専攻している。これは記録的な数字だ」と説明した。

教育部は今回の対応と同時に、「認可された45校以外の医科大学は、MBBSを受講する外国人留学生を受け入れてはならない」としたほか、「認可された大学での該当する課程には、2カ国語(英語・中国語)が用いられてはならない。認可校は今後、定期的に調査・更新される」とも通知したという。

記事によると、混乱を防ぐために、今回認められた45校以外の大学はインド大使館がウェブサイト上に公開するリストからすでに削除された。記事は、「中国の高等教育機関は医学を学びに中国にやってくる留学生をこぞって獲得していたが、英語で授業ができるハイレベルな教授を雇うことは容易ではなかった」と説明した。(翻訳・編集/岩谷)

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