NBAと中国の提携が危機に、お金はゼロになる可能性―米メディア

NBAと中国の提携が危機に、お金はゼロになる可能性―米メディア

9日、国際在線はブルームバーグの報道を引用し、NBAが危機に直面しているとする記事を掲載した。写真はNBAの試合が行われる予定だった上海メルセデス・ベンツアリーナ。

米プロバスケットボール協会(NBA)のヒューストン・ロケッツのゼネラルマネジャー(GM)、ダリル・モーリー氏が香港で続く抗議デモへの支持をツイッターに投稿した問題で、中国メディアの国際在線は9日、米ブルームバーグが「NBAは中国で数十億ドルの価値を持つ提携チャンスを長年かけて作り出したが、ツイート1つでその時間とお金がすべてゼロになる可能性がある」と報じたと伝えた。

記事によると、モーリー氏のツイートは「中国からの強烈な批判を引き起こし、ヒューストン・ロケッツに影を落とした」という。すでに中国バスケットボール協会、中国中央テレビ(CCTV)のスポーツチャンネル、浦発銀行クレジットカードセンター、騰訊体育などが相次いでヒューストン・ロケッツとの提携一時停止や中止を発表。CCTVのスポーツチャンネルが8日、NBAの試合放送を一時停止すると発表したことや、中国ECサイト大手のアリババや京東でヒューストン・ロケッツ関連の商品が検索できなくなっていることも記事は伝えた。

NBAによると、昨年中国では8億人がテレビやデジタルメディア、スマートフォンを通してNBAの試合を観戦しており、「これは米国の人口の約2.5倍に相当する」と記事は指摘。高い視聴率は多くのスポンサーを引き寄せてきたが、「現在、中国におけるNBAの運命は将来の見通しが立たず、危険極まりない状況とすら言える」とし、すべてが水の泡となる可能性に言及している。

記事は、1980年代にNBAは中国市場に進出し、2008年以降、中国での業務は毎年2ケタ成長を続けていたとも説明した。(翻訳・編集/山中)

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