中国人消費者を失いつつある米国ブランド―米メディア

中国人消費者を失いつつある米国ブランド―米メディア

14日、環球時報は米ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、米国ブランドは中国人消費者を失いつつあるとする記事を掲載した。資料写真。

2019年10月14日、環球時報は米ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、米国ブランドは中国人消費者を失いつつあるとする記事を掲載した。

記事は、「これまで長年にわたって米国企業は中国をチャンスにあふれた新天地と見なしてきたが、最近では中国人消費者が西洋ブランドに殺到する現象が見られなくなってきている」と伝えた。

北京市内のショッピングセンターで買い物をしていた高(ガオ)さんは、「今は品質も大して変わらなくなった。だったら国産を買わない理由がない」と語ったという。高さんは、以前はナイキやアディダスが好きだったが、今では中国ブランドのLI-NINGを愛用しているという。記事は「LI-NINGは中国ですでにおしゃれなブランドとなっている。1998年の調査では中国ブランドをかっこいいと思う人はほとんどいなかった」と伝えた。

さらに記事は、「米国ブランドは中国で大きな問題に直面している。一つは中国ブランドが強くなってきていること、もう一つは中国人消費者がますます一部の外国ブランドを避けるようになっていること」と指摘。これは「政治的に中国の気分を害しているためで、その結果、かつて人気の高かった米国ブランドの人気が落ちてきている」とした。

その上で、「特にペット食品、乗用車、ネットゲーム、携帯電話、電気製品の分野で外国ブランドのシェアが縮小傾向にある」と指摘。携帯電話では2011年の時点でノキア、サムスン、アップルが中国市場の約7割を占めていたが、19年上半期は華為技術(ファーウェイ)、OPPO、vivoの中国ブランドが71%のシェアを占めているという。

また、クレディ・スイス銀行の昨年の調査によると、18歳から29歳の中国人消費者の9割以上が、中国ブランドを購入する傾向があることが分かったと記事は紹介。「3年ほど前から中国ブランドは人気が高くなってきており、中国ブランドの品質とイノベーションはレベルが上昇している」とし、「中国人消費者も容易に外国ブランドに心を動かされることはなくなった」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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