67歳で出産の夫婦、産児制限違反で罰金の可能性=ネットは賛否両論―中国

中国で67歳の女性が自然妊娠し出産 産児制限に違反したとして罰金科される可能性も

記事まとめ

  • 中国メディアが67歳の高齢で女児を出産した夫婦に罰金が科される可能性があると報道
  • 中国では3人目以降の出産は制限されており、居民委員会から電話があったという
  • 「罰金を科したら出生率はさらに下がるね」などとネットでは賛否の声が寄せられた

67歳で出産の夫婦、産児制限違反で罰金の可能性=ネットは賛否両論―中国

67歳で出産の夫婦、産児制限違反で罰金の可能性=ネットは賛否両論―中国

2日、中国メディアの鳳凰網は、67歳の高齢で女児を出産した夫婦が、産児制限に違反したとして罰金が科される可能性があると伝えた。これに対し、中国のネット上ではさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2019年11月2日、中国メディアの鳳凰網は、67歳の高齢で女児を出産した夫婦が、産児制限に違反したとして罰金が科される可能性があると伝えた。

山東省棗荘市で10月25日、67歳の女性が帝王切開で女児を出産した。67歳で自然妊娠による出産は中国初のケースとみられ、夫の黄維平(ホアン・ウェイピン)さん(68)は、一躍中国のネット上で有名人となった。

中国では最近、産児制限が緩和され2人目までは自由に出産できるようになったが、今でも3人目以降については制限されている。黄さんはすでに2人の子どもがいたため、11月1日に居民委員会から黄さんのところへ電話があり、罰金を納めるべきかどうかまだ確定していないと言われた。関係者は「罰金を科すかどうかについて現在調査中だ。まず先に生まれた2人の子どもについての情報を確認しているところで、最終的な結果は追って公表する」としているという。

中国のネット上では、夫婦に罰金が科される可能性があることについて、賛否両論の声が上がっている。

罰金に賛成の意見には「罰金を科すのは全く問題ない。罰金を科さなければ法律に対する侮辱だ」「罰金を科さなくていいわけがない。罰金を科さなければ何人産んでもいいと国民に告げるようなもの」「法律はまだ有効なのだから問題ない」などがあった。

一方で、「これは罰金の必要はない」「子どもを産みたい人がいない中で、罰金まで科すのか」「これで罰金を科したら出生率はさらに下がるね」「2人目を産みたがらない人ばかりなのに、メンツのために罰金を科する必要などない」などの反対意見も多かった。

ほかには、「今は出産が奨励されているのに、まだ制限しているのか?」「出産は人間の基本的な人権」「産児制限自体が人権に違反している。2019年なのに、いまだにこんなものがあるのか」など、産児制限の政策そのものを批判する意見も少なくなかった。(翻訳・編集/山中)

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