桂林航空の機長が終身乗務停止、女性客を操縦席に入れる―中国

桂林航空の機長が終身乗務停止、女性客を操縦席に入れる―中国

4日、中国新聞網は、旅客機の操縦席に一般の女性客を乗せて記念撮影をさせたとして、中国の航空会社の機長が終身乗務停止処分を受けたと報じた。写真はウェイボーから。

2019年11月4日、中国新聞網は、旅客機の操縦席に一般の女性客を乗せて記念撮影をさせたとして、中国の航空会社の機長が終身乗務停止処分を受けたと報じた。

記事は、中国版ツイッター・微博上で3日「女性旅客が飛行機の操縦席に入って写真を撮影し、自らネット上に公開している」との書き込みが出現したと紹介。書き込みには女性が操縦室内でカメラに向かってピースサインしている画像2枚が付されており、ネット上では「業務違反行為ではないのか」との議論が巻き起こったと伝えた。

そして、女性客のSNSアカウントには「機長には大感謝。本当に嬉しい」と書き込まれていたほか、写真に映る女性が持っていた紙コップから桂林航空の運航便であると推測され、さらにはネットユーザーによって今年1月4日の桂林発揚州行き同航空1011便であると推定されたと紹介している。

桂林航空は4日、この件について微博公式アカウントで声明を発表。写真がネット上での指摘どおり今年1月4日の1011便で撮影されたものであると認めたうえで、無関係者を操縦席内に入れる行為は航空の安全を脅かす不当行為との認識を示した。そして、中国民用航空局および自社の規定に照らし、機長に対しては終身飛行停止、問題に関わった乗組員についても期限を設けない飛行停止の処分を下したことを明らかにした。

このトラブルについて、中国のネットユーザーの多くは「処分は妥当」「何の事故も起こらなかったのが幸いなくらい」だといった見解を示しており、女性に対しても何らかの処罰を科すべきとの声も見られた。(翻訳・編集/川尻)

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