「ビッグガイ」な中国とうまく付き合う方法―豪紙

「ビッグガイ」な中国とうまく付き合う方法―豪紙

23日、中国紙・環球時報によると、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドはこのほど、「群衆の中のビッグガイ」である中国と付き合うには中国をよく理解する必要があるとする記事を掲載した。資料写真。

2019年11月23日、中国紙・環球時報によると、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドはこのほど、中国と付き合うには中国をよく理解する必要があるとする記事を掲載した。

記事は、今から5年前の14年11月、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がオーストラリア連邦議会での演説で、13億以上の人口を擁する中国は「群衆の中のビッグガイ」のような存在だとした上で、「他国はこの大きな国がどう歩み、どう動くのか、自国に衝突するのか、自国の道をふさぐのか、自国の縄張りを占領するのかどうかを見る必要があるに違いない」と述べたことを紹介した。

記事はこの言葉について、「当時の中国は自身の力をどのように使うかがまだ確定していない」と理解していたが、5年が過ぎた今、「中国は二の足を踏んでいる」という見方は誤りであり、実際にはオーストラリアや他の国に対して婉曲(えんきょく)に「中国の自信を過小評価しないよう注意を促していたのだと分かる」と論じた。

そして、当時よりさらに「グローバル化し、強大になり、力を誇示するようになった」中国は、外部からの批判にもより敏感になったが、「その勤勉さと活力に変化はない」と分析。このような「ビッグガイ」な中国の経済や科学技術の分野に関して感服する一方で、「不安も感じる」とした。

記事は、オーストラリアが中国と良い付き合いをしていく方法に関する学者や政策専門家の意見を紹介した。

その1つが「中国を理解するよう努力すること」で、流ちょうな中国語を話せる非中華系のオーストラリア人が少ないことに言及し、個人間やビジネス間の関係を深化させるよう努力する必要があるとした。そして「中国のエリートとの連絡を減少させることは、彼らの考え方を理解する道を閉ざすことになる」と論じた。

2つ目は「中国に対して一貫した態度をとること」。安全と繁栄のどちらを優先すべきかに関する議論は絶えないが、オーストラリアは自信をもって両方をうまく処理し、中国との良好な関係を保つことができるとした。

3つ目は「周辺国や非欧米系のオーストラリア人との関係を深めること」。地域の安定と平和に関するルールを定めるには、近隣諸国との協力は欠かせないと分析。また国内では政治分野で中華系を含む非欧米系のオーストラリア人が少ないという問題を改善する必要があると指摘した。

記事は最後に、「中国と付き合うのは簡単なことではない」としつつも、中国の影響力が高まるにつれて社会全体が共同で長期的な政策を定めることで、オーストラリアの利益を守り、さらには拡大していくことも可能であると結んだ。(翻訳・編集/山中)

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