混乱で空っぽの香港ディズニーランド―米紙

混乱で空っぽの香港ディズニーランド―米紙

2日、中国紙・環球時報は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、香港ディズニーランドがゴーストタウン化していると伝えた。写真は香港ディズニーランド。

2019年12月2日、中国紙・環球時報は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、香港ディズニーランドがゴーストタウン化していると伝えた。

記事は、米ロサンゼルスに住む夫婦が最近、香港ディズニーランドへ遊びに行った際、「ほとんど客がおらず、列に並ぶことはほとんどなかった」と紹介。この夫婦は「まるでゴーストタウンのよう」「従業員の方が客より多い感じがした」と述べている。

その上で記事は、「混乱の続く香港では経済が大きなダメージを受けており、観光業は最も影響を受けた業界の一つ」と指摘。多くの人が香港旅行を避けるようになっており、「今年10月に香港を訪れた中国本土の客は、前年同月比で46%も減少している」と伝えた。

中でも、香港ディズニーランドの受ける影響は特に大きく、従業員の予想では平日の来客数は9割ぐらい減少している感じで、平日の本土客は5%前後を占める程度になっているという。以前はこの数字が少なくとも50%に達していたそうだ。

ディズニーランドの財務責任者によると、「香港ディズニーランドの最近の四半期の営業収入は5500万ドル(約60億円)減少した」という。記事は、「このままの状況が続くと、来年9月までの年間営業収入は2億7500万ドル(約300億円)減少する見込み」と伝えた。

ピーターソン研究所のアナリストによると、「過去5年間で香港が受け入れた旅行客の約5分の4が本土からの客で、本土客の減少は香港経済の至るところに影響を与えている」という。10月のホテル稼働率は上半期の89%から68%に減少しており、第3四半期の小売販売額も20%減少したと指摘した。(翻訳・編集/山中)

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