韓国の警察官が女性市民を突き飛ばす映像が物議、床に倒れた女性は全治3週間=ネットには非難の声

韓国の警察官が女性市民を突き飛ばす映像が物議、床に倒れた女性は全治3週間=ネットには非難の声

13日、韓国ザ・ファクトによると、韓国で警察官が市民を突き飛ばす映像が物議を醸している。周りにいた警察官もただ「傍観」するだけだったという。写真は韓国警察のキャラクター。

2021年5月13日、韓国ザ・ファクトによると、韓国で警察官が市民を突き飛ばす映像が物議を醸している。周りにいた警察官もただ「傍観」するだけだったという。

映像には、警察官が話しかけてきた女性を手で押しやる場面が映っている。これに女性が抗議すると、警察官はさらに強く女性を押しやり、女性は床に倒れてしまう。その後、女性は立ち上がって再び抗議するが、またも突き飛ばされて床に倒れてしまう。周りには他の警察官もいるが、止めに入らず傍観している。一部は突き飛ばされた女性に近づこうとしたが、結局助けには行かなかった。

記事によると、この映像は今年3月23日午後4時26分ごろで、全羅南道(チョルラナムド)全州(チョンジュ)市にある警察署捜査課の事務室で撮影されたもの。女性は60代の市民で、警察の捜査に不満を抱き抗議のために訪れたという。

突き飛ばされた女性は自ら119番に通報し、救急隊員によって病院に運ばれた。検査の結果、全治3週間の脳震とうと頸椎(けいつい)捻挫と診断されたという。女性は「あの日のことを考えるととても恐ろしい。死ぬかと思った。今は警察署と警察官を見るだけで体が震える」と話しているという。

この女性について警察関係者は「常習的に苦情の多い人だったため、警察官らに疎ましがられている」と説明。周りの警察官が助けに入らなかった理由については「関わるなと言われていた」とし、「警察でもこの女性と関わることに注意している」と話したという。

女性を突き飛ばした警察官は暴行の事実を否認し、当該女性をセクハラと暴行、公務執行妨害などの疑いで告訴しているという。

これを受け、韓国のネット上では「いくら女性に非があるとしても、これは間違ってる。警察官をやめた方がいい」「当該警察官は解雇、周りの警察官も懲戒処分にすべき。警察好みの苦情しか受け付けないのなら苦情を言う必要はない」「警察は市民の税金で仕事をしているんだし、これは職務放棄に当たると思う」「これが韓国の警察の現状。市民のための警察じゃなくなって久しい」など警察の対応を非難する声が相次いでる。

一方で「悪いクレーマーに捕まっちゃったね」「常連の苦情市民など相手にしない方がいい。元気出して」「確かに映像では警察官が100%悪く見えるけど…。警察も人間だし、あの状況で行われた会話の内容も重要だと思う」と擁護する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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