中国の1人当たりGDPが初めて1万ドル突破の見込み、世界的にはどの水準?

中国の1人当たりGDPが初めて1万ドル突破の見込み、世界的にはどの水準?

12日、中国のポータルサイト・百度は、中国の1人当たり国内総生産(GDP)が初めて1万ドルを突破したとする記事を掲載した。写真は上海。

2020年1月12日、中国のポータルサイト・百度は、中国の1人当たり国内総生産(GDP)が初めて1万ドルを突破したとする記事を掲載した。

記事は、11日に北京で開かれた中国マクロ経済年次会議にて、中国発展改革委員会の寧吉●(ニン・ジージャー、●は吉+吉)副主任が、2019年の中国のGDPは100兆元(約1580兆円)近くに達し、1人当たりGDPが1万ドル(約110万円)を超える見込みだと明かしたことを伝えた。

そのうえで「この経済規模の拡大は、単なる数字的な飛躍にとどまらず、国民や企業の収入が増え、生活に一層ゆとりが出ることを意味する。中国の歴史において重大な進歩であるが、一方でわれわれは世界の中でどのくらいに水準にあるのかをはっきり認識しておく必要がある」とした。

そして、先進7カ国(G7)の18年のデータでは、最高が米国の6万2800ドル(約690万円)、最低がイタリアの3万4000ドル(約370万円)となっているほか、日本も19年に4万ドル(約440万円)を突破する見込みであり、中国とG7との差はなおも大きいと説明している。

また、G7を除く20カ国・地域(G20)の中で見ると、オーストラリア、韓国、サウジアラビアが中国を大きく上回る一方、しばしば中国と比較されるインドは2000ドル(約22万円)でG20中最低水準だと紹介。ロシア、ブラジル、メキシコ、トルコは中国とほぼ同水準にあるが、そのうちメキシコを除く3カ国は約10年にわたり「中所得国の罠」にはまり続けており、1万ドル付近を行ったり来たりしていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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