中国人の女が「現金14万円盗られた」と通報も一転、自分が逮捕される―香港

中国人の女が「現金14万円盗られた」と通報も一転、自分が逮捕される―香港

中国メディアの環球時報は11日、「警察になりすました者に検疫された」とうその通報をした中国人女性が、香港警察に逮捕されたと伝えた。写真は香港。

中国メディアの環球時報は11日、「一転!香港人男性2人が警察官になりすまし、検疫と称して窃盗?通報した女を逮捕!」と題した記事を掲載した。

香港で9日、中国本土から来た女が「警察官を自称する私服の男性2人が(同日)未明に深水●(サムスイポー/●=土へんに「歩」)のホテルに来て、検疫措置のため抜き打ち検査するとして部屋に入り、現金1万香港ドル(約14万円)を盗んだ」と警察に通報した。

しかし、香港警察によると、防犯カメラの映像などを調べたところ、女の供述が明らかに事実と食い違っていることが判明。警察官になりすましたり、強制検疫に伴う抜き打ちチェックを行ったりした者はいなかったという。女は10日、警察をだましたとして逮捕された。

香港警察はフェイスブックのアカウントで本件を説明した上で、「検疫期間中、香港衛生署の抜き打ち検査に協力する警察官は警察の制服を着用する。同行する私服のスタッフ(がいる場合)は警察の委任証を付けており、(なりすましかどうか)見分けることができる」とし、「警察になりすました人物がいる疑いがある場合は、直ちに通報してほしい」と協力を求めた。

香港政府は8日以降、中国本土からの入境者全員を強制的に14日間隔離し、検疫を受けさせる措置を実施している。隔離中の外出は禁止されており、対象者が隔離先にいるかどうかを電話などで抜き打ちチェックしている。違反した場合、禁錮6カ月及び罰金2万5000香港ドル(約35万円)が科せられる。(翻訳・編集/毛利)

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