ドーピング検査妨害の裁定は…孫楊に中国ネット民から厳しい声も「まだ恥を…」「事実変えられない」

ドーピング検査妨害の裁定は…孫楊に中国ネット民から厳しい声も「まだ恥を…」「事実変えられない」

中国競泳の孫楊のドーピング妨害疑惑をめぐっては、中国のネットユーザーの間でも賛否が割れている。

中国競泳の孫楊(スン・ヤン)がドーピング規定に違反したとされる問題について、今月25日のスポーツ仲裁裁判所(CAS)の公聴会が非公開で行われることが分かった。中国のスポーツメディア・新浪体育が18日付で伝えた。

報道によると、公聴会は映像会議の形で行われる。CASは「訴訟の当事者が公開で行うことを求めなかったため」と理由を説明している。新浪体育は「CASは一切の取材を受けず、裁定が下ったらそれをそのまま発表することになる」と伝えた。

孫は2018年9月のドーピング検査で、採取された血液サンプルの容器を破壊するなどの妨害行為に及んだとされる。国際水泳連盟(FINA)は当時これを問題視しなかったが、世界反ドーピング機関(WADA)が異議を申し立て、CASが昨年2月に8年間の出場停止処分を下すと、孫は「CASのメンバーの1人に偏見があった」としてスイス連邦最高裁に訴えた。今年1月15日、スイス連邦最高裁は孫の異議を認め、処分取り消しの上、CASに審理を差し戻した。

孫の疑惑をめぐっては、中国のネットユーザーの間でも賛否が割れている。支持派からは「孫楊頑張れ!。私は信じる」「正義は必ず勝つ」「結果はどうあれ、孫楊を支持する。強靭(きょうじん)な精神と無数の汗で国のために尽力した人は尊重されるべき」「孫楊は誰に対しても、顔向けできないことなどしていない。暴力による検査妨害などしていない!批判している者は良心を持て」などの声が上がっている。

一方で、不支持派からは「猿芝居が生で見られないなんてつまらないな」「薬物王の審理が非公開とは残念」「まだ恥をかき散らかしてたのか」「彼が張り合うことは国際的に国(中国)に多くの泥を塗ることになっている」「正直言って私は資格停止を支持する。スポーツ選手が検査に従わないのは言い訳できない」「本当に妨害の事実がなかったのなら、(中国の)体育総局が声を上げないわけがない」「裁定がひっくり返ることはないだろう。事実は変えられない」といった厳しい批判の声や、孫が過去に起こした問題行動を列記して「信用に足る人物ではない」と主張する声が上がっている。

今回のCASの裁定は、孫の東京五輪出場の可否が決まるという意味でも大きな注目を集めている。(翻訳・編集/北田)

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