マクドナルドの「BTSセット」、日本と中国で販売されないのはなぜ?

マクドナルドの「BTSセット」、日本と中国で販売されないのはなぜ?

30日、韓国メディア・NEWSISは「マクドナルドのBTSセット、日本と中国にないのはなぜ?」と題する記事を公開した。写真はBTS。

2021年5月30日、韓国メディア・NEWSISは「マクドナルドのBTSセット、日本と中国にないのはなぜ?」と題する記事を公開した。

記事によると、マクドナルドの「ザ・BTSセット」は同月26日の発売以来人気を博しており、6月30日まで販売される予定。当初は米国、カナダ、ブラジルなど49カ国を対象としていたが、タイも加わり50カ国となった。マクドナルドが進出している102カ国のうち、約半数の国で販売されていることになる。

BTSセットは、チキンマックナゲット、スイートチリとケイジャンのディップソース、ポテト、ドリンクという「防弾少年団」のメンバー7人の好きなメニューで構成されており、ディプソースの包装紙には、英語と併せて「スイートチリ」「ケイジャン」などがハングルで表記されている。またマクドナルドの従業員は、グループ名のハングルの子音が記載されたTシャツを着てBTSセットを販売しているという。

記事は「防弾少年団は世界的な人気を得ているだけに、中国と日本でBTSセットが発売されないのは異例」とし、その理由はBTSに対する国民感情が影響しているのではないかと推測している。

中国では20年10月にBTSが米国の非営利団体コリア・ソサエティのイベントで受賞した際、リーダーのRMが「今年は朝鮮戦争開戦70周年だが、米韓両国が共に味わった苦難の歴史と多くの犠牲を永遠に忘れてはならない」と発言したことで、中国の一部のネットユーザーから「中国人の犠牲は無視するのか」と非難を浴びた。日本では18年、メンバーのジミンが原爆投下直後のキノコ雲と万歳をする人々の写真が記載されたTシャツを着用したとして、テレビ朝日「ミュージックステーション」への出演が取り消しになり、RMがSNSに「歴史を忘れた民族に未来はない。独立闘士の方々に感謝する。大韓民国独立万歳」と書き込んだことも物議を醸した。

しかし、記事は「BTSは現在も日本で根強い人気を得ており、日本マクドナルドのSNSには、BTSセットの販売を求める声が殺到している」と説明。マクドナルドの関係者は、「BTSセットはグローバル本社に販売を要請した国でのみ提供されており、日本や中国は自発的に参加していない」「未発売の日本やフランスでこれほど大きな反響を呼ぶとは思わなかった。販売国の追加や期間の延長などは、グローバル本社が決定する」と語っている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「売らなくてもいいよ」「嫉妬してるから売らないんでしょ」「日本や中国は韓国を一時属国だと思っていたから、韓流が人気を集めるのが悔しいんだ」「朝鮮戦争について中国人の犠牲の話を持ち出すなんて意味不明」「歴史を忘れた民族に未来はない。大韓民国万歳、BTS万歳」など、日本や中国への批判的な声が寄せられている。

また「BTSの発言を見ると、真の愛国者だと感じる。ファイト!」「BTSは韓国の大統領や国会議員よりも立派だ」「ハングルの宣伝にもなるし、すばらしい」「本当に誇らしい」など、BTSを称賛するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山)

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