新型コロナで受注難、「世界の玩具工場」が国内ECに活路―中国メディア

新型コロナで受注難、「世界の玩具工場」が国内ECに活路―中国メディア

中国紙・新京報は30日、「受注難に見舞われた『世界の玩具工場』」とする記事を掲載した。写真は中国の玩具工場。

中国紙・新京報は30日、「受注難に見舞われた『世界の玩具工場』」とする記事を掲載した。

記事によると、中国広東省汕頭市の澄海区は、世界有数の玩具産業ベルトで、「世界の玩具は中国にあり、中国の玩具は広東にあり、広東の玩具は澄海にあり」との言葉でも知られる。だが海外での新型コロナウイルスの流行が続く中、輸出型玩具メーカーの多くが大きな損失を被っている。

汕頭市倍力思玩具有限公司では昨年、海外からの注文が売上高の3割近くを占めていたが、新型コロナの流行後はその割合が約5%にまで急低下した。

行き場を失った玩具メーカーに転機をもたらしたのが、中国のネット通販大手、京東集団(JD.com)傘下の地方市場向けECプラットフォーム「京喜」だ。

京喜と澄海玩具産業ベルトは今年4月、戦略的協力協定を締結し、「京喜産業ベルト協力モデル基地」を共同で立ち上げた。

その一員となった倍力思は、国内ECに転戦し、京喜の指導のもとで各種マーケティング活動に参加。受注ゼロ、資金調達難という状況から半月で3万件を超える受注を獲得した。

京東集団京喜事業部によると、京喜は、輸出業者の国内市場への転換を支援するため、無料ショップ開店や無料サポートに加えて、長期的なEC発展チャンネルの確立を支援する総合的なソリューションを提供している。(翻訳・編集/柳川)

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