米国が強く警戒する「中国からの謎の種」、その実態とは?―香港メディア

米国が強く警戒する「中国からの謎の種」、その実態とは?―香港メディア

1日、香港メディアの香港01は、米国などに中国から郵送されてきている「謎の種」の実態について伝えた。

2020年8月1日、香港メディアの香港01は、米国などに中国から郵送されてきている「謎の種」の実態について伝えた。

米農務省によると、少なくとも米国内の22の州とその他の国で、注文していない種が入った荷物が送りつけられる事例が発生。米連邦捜査局(FBI)などが調査を始めている。米地方政府の関係者によると、6月2日ごろにはすでにこの「謎の種」が送られてきたとの通報があったという。

米農務省は、送られてきた謎の種について「カラシナ、アサガオ、白菜、ローズマリー、バラなど14種類の種であることを確認した」と発表。今のところ害虫や病気をもたらすとの証拠は見つかっていないというが、専門家は「外来植物が生態系を破壊する可能性がある」として種をまかないように注意を促している。

これについて、中国外交部は「中国郵政部に確認したところ、郵便物に使用されたラベルは偽装されたものだ」と主張。米国が中国による「ブラッシング詐欺」ではないかと疑っていることに対して、「明確な証拠はない」とした。

ブラッシング詐欺とは、空箱やコストのかからない商品を勝手に送り付け、送り先の人の名前を使ってネット上に良いレビューを書きこむというもの。チェックを逃れるために海外に発送するケースが多いといい、記事は「こうした行為は米国でも中国でも禁じられている」と伝えた。

ただ、ネット通販大手のアマゾンは「送られているのは新型コロナウイルスの影響で配達が遅れていた荷物のようだ」としており、本当にブラッシング詐欺なのか、今のところ判断できないという。(翻訳・編集/山中)

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