ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100万匹以上殺処分―中国メディア

ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100万匹以上殺処分―中国メディア

中国共産党機関紙、人民日報海外版のニュースサイト海外網は3日、「ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100万匹以上を殺処分」とする記事を掲載した。資料写真。

中国共産党機関紙、人民日報海外版のニュースサイト海外網は3日、「ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100万匹以上を殺処分」とする記事を掲載した。

記事は、「米FOXニュースの2日付報道によると、スペインとオランダのミンク飼育場で先ごろ、新型コロナウイルスの感染が発生した。ウイルスのさらなる拡散を防ぐため、両国では7月30日までに100万匹以上のミンクが殺処分された」と伝えた。

そして、「最新の研究では、新型コロナウイルスがミンクから人に感染する可能性があり、人とミンクの間で双方向に広がる可能性さえあることが示されている。科学者たちは現在、この感染連鎖の信ぴょう性と危険性を研究している」とした。

記事がFOXニュースの報道を引用して伝えたところによると、オランダは世界4位の珍しい毛皮の生産国で、国内に約160のミンク農場がある。スペイン国内には38のミンクの繁殖事業があり、そのほとんどがガリシア北西部にある。

スペイン北東部アラゴン州では、毛皮用にミンクを飼育している農場で新型コロナウイルスの集団感染が起きたことを受け、当局が9万2700頭以上のミンクの殺処分を命じている。この農場では5月下旬、従業員7人が新型コロナ検査で陽性反応を示し、ミンクの感染も判明した。

オランダで今年4月に集団感染が発生した後、ワーヘニンゲン大学でウイルスを研究している獣医教授のWim van der Poel氏は、動物体内のウイルス株と人の間で伝播しているウイルス株が類似していることを発見した。同氏は「私たちはウイルスが再び人に伝染する可能性があると推測している」としている。これは、感染した労働者のうち少なくとも2人で確認されたことだという。

世界保健機関(WHO)もミンク飼育場での感染が双方向で起こった可能性があると指摘しているが、WHOの疫学者マリア・バン・ケルコフ氏は先月の記者会見で、そのような感染は「非常に限られている」とし、「これは、どの動物が感染しやすいのかについていくつかの手がかりを与えてくれる。私たちがウイルスの潜在的な中間宿主について理解するのを助けてくれる」と述べている。

オランダの食品・消費者製品安全局によると、同国では感染が発生した26の飼育場で110万匹以上のミンクが殺処分されている。(翻訳・編集/柳川)

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