中国人に大人気のオーストラリア粉ミルク、コロナで供給過剰に―豪メディア

中国人に大人気のオーストラリア粉ミルク、コロナで供給過剰に―豪メディア

中国・海外網は19日、中国人の人気を集めてきたオーストラリアの粉ミルクが新型コロナウイルスの影響で販売の伸び悩みに直面していると報じた。写真は粉ミルク。

中国・海外網は19日、中国人の人気を集めてきたオーストラリアの粉ミルクが新型コロナウイルスの影響で販売の伸び悩みに直面していると報じた。

記事が取り上げたのは、中国人消費者の「代購」(海外の商品の代理購入サービス)利用がコロナ禍で大幅に減ったと指摘する豪ABCの報道。豪州では多くのブランドが打撃を受け、店舗の閉鎖や粉ミルクの販売停滞が起きた。中国人に一番人気の粉ミルクは供給過剰の苦境に立たされているという。

現地のレストランでアルバイトをしながら粉ミルク、化粧品などの代購ビジネスを行っている劉さんによると、感染拡大の影響は「巨大で壊滅的とすら言える」レベルだ。粉ミルクの売れ行きは毎月300缶を超えていたが先月は50缶にまで落ち込んでおり、劉さんは「忙しかったあの頃が懐かしい」との嘆きも口にした。

劉さんのような業者以外に、豪州を訪れる観光客や短期滞在者も「臨時の代購業者」の役割を果たしてきたが、コロナで入国は減少。ABCは「観光客の減少がこのような状況を引き起こした」とし、さらにそれ以外の原因として中国人の消費スタイルの変化を挙げた。「海外から発送された商品にウイルスが付着しているかもしれない」と考え、国内で生産されたり保管されたりしている商品を選ぶ傾向にあるといい、さらに物流の中断ももう1つの原因になっているという。(翻訳・編集/野谷)

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