米国の制裁に遭いながらも中国は科学技術分野で突破―中国メディア

米国の制裁に遭いながらも中国は科学技術分野で突破―中国メディア

中国メディアの中国経済週刊は3日、「中国は昨年、10を超える重大科学技術分野で突破を成し遂げた」と紹介する記事を掲載した。写真は「天眼」。

中国メディアの中国経済週刊は3日、「中国は昨年、10を超える重大科学技術分野で突破を成し遂げた」と紹介する記事を掲載した。

記事はまず、「2020年、米国は科学技術やハイエンドの製造業において中国により厳しい制裁と封鎖を実施した」とし、300を超える機関や大学、企業が制裁の対象になったと説明。その上で、そうした中でも多くの成果があったことを指摘し、貴州省にある世界最大の電波望遠鏡、500メートル球面電波望遠鏡(通称「天眼」)の運用開始や055型駆逐艦の1番艦「南昌」の就役、長征5号Bロケットの打ち上げ成功がもたらした宇宙ステーション建設の幕開け、水陸両用機AG600「鯤竜」の海上飛行、全地球測位システム「北斗3号」の全面的完成、有人潜水艇「奮闘者」のマリアナ海溝における水深1万909メートル到達、量子コンピューターの試作機「九章」の構築、月探査機「嫦娥5号」によるサンプルリターンなどを「重大な突破」として挙げた。

記事は北斗3号と嫦娥5号について特に詳しく伝えており、北斗3号については「現在、世界には四大測位システムがある。米国のGPS、ロシアのGLONASS(グロナス)、欧州のガリレオ、そして中国の北斗だ」と紹介。嫦娥5号に関しては「中国は月からのサンプル持ち帰りに成功した世界で3番目の国になった」とし、国家航天局の呉艶華(ウー・イエンホア)副局長が「今回の任務の成功はわが国の宇宙事業発展におけるマイルストーン的な新たな飛躍だ」「将来の月探査、惑星探査のための堅い基礎を築いた」と述べていることを指摘した。(翻訳・編集/野谷)

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