「新型コロナウイルスを8割減らす」と宣伝、韓国大手飲料メーカーが指摘受け謝罪―中国メディア

「新型コロナウイルスを8割減らす」と宣伝、韓国大手飲料メーカーが指摘受け謝罪―中国メディア

17日、観察者網は、韓国の大手乳製品企業・南陽乳業が「乳酸菌飲料が新型コロナに効く」と宣伝し、広告規定違反と株価操作を当局から指摘され謝罪するに至ったと報じた。

2021年4月17日、観察者網は、韓国の大手乳製品企業・南陽乳業が「乳酸菌飲料が新型コロナに効く」と宣伝し、広告規定違反と株価操作を当局から指摘され謝罪するに至ったと報じた。
記事は、朝鮮日報の報道を引用。それによると、同社は9日に韓国メディア30社に対して「当社の乳酸菌飲料が新型コロナ、H1N1インフルエンザウイルスに効果がある」とうたったチラシを配布。13日には「新型コロナ時代における抗ウイルス食品の開発」と題した第三者主催のシンポジウムで「新型コロナウイルスを体内培養したサルに当社の乳酸菌製品原料を注射したところ新型コロナウイルスが77.78%減少したことが分かり、この乳酸菌製品に新型コロナウイルス抑制効果があるものとみられる」と発表した。
この情報が知れ渡ると、多くのスーパーマーケットやコンビニエンスストアで関連商品の売り切れが発生、同社の株価も9日より急上昇し、13日には29%の大きな上昇を見せたという。
一方で、韓国のSNSでは「人間に対する臨床試験さえやっていないのに安易に効果を判断していいのか」「前にあった、キムチで新型コロナが治るといった類の情報と同じではないか」との疑問の声が相次いだ。13日には韓国疾病管理庁も動いて「食品の新型コロナウイルス抑制効果の検討は、ヒトが対象としなければならない」と指摘した結果、14日には同社の株価が急落、その後3日連続で下落の一途を辿ったという。
さらに、15日には韓国食品医薬品安全処が同社の広告法違反を指摘して警察当局に告発するとともに、地方自治体に対して同社の2カ月間営業停止処分を下すよう委託したほか、証券取引監督当局も株価操縦の疑いで同社の調査に乗り出し、13日のシンポジウムに同社が多額のスポンサー料を支払っていたことも発覚したという。
記事は、一連の「打撃」を受けた同社が16日、「発表した内容は細胞実験段階のものであり、人体実験の段階に入っていなかった。新型コロナを治療できるという誤解を生んだことに対し、謝罪する」とのコメントを発表したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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