「血の入れ替え」は文在寅大統領を救うとは限らない―中国メディア

「血の入れ替え」は文在寅大統領を救うとは限らない―中国メディア

22日、中国青年報は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領による大規模な内閣改造について、「文氏が救われるとは限らない」と報じた。(画像は韓国大統領府Facebookアカウントより)

2021年4月22日、中国青年報は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領による大規模な内閣改造について、「文氏が救われるとは限らない」と報じた。
記事は、今月初めに行われたソウル、プサン両市長選をはじめとする一連の選挙で与党・共に民主党が大敗し、同党幹部が一斉辞職したと紹介。この状況に焦りを覚えた文大統領が16日、首相と5閣僚を交代する内閣改造の実施を発表したと伝えた。
そして、内閣改造に対して韓国メディアからは「新閣僚の多くは官僚主義経験者であり、文大統領が変革を恐れて安定志向に走っている」「自らを反省しない傲慢さ、自分勝手さでは、一度失われた民衆の信頼を取り戻すことはできない」と疑問の声が出ていると紹介した。
その上で、中国現代国際関係研究院朝鮮半島研究センターの劉天聡(リウ・ティエンツォン)副主任が「文大統領は内閣改造で改革への気持ちを示し、市民の支持獲得を期待しているが、このアクションだけでは来年の大統領選の形成に大きな影響は与えないだろう」との見方を示したことを伝えた。
劉氏はまた、ソウル、プサン両市長選での敗北は与党が大統領選を戦う上で大きな打撃になる可能性があると指摘。現状では1年後の大統領選どころではなく、最低限自らの任期を全うするため文大統領が取れる手段は少なく、内閣改造以外に効果的な方法はなかったと分析している。(翻訳・編集/川尻)

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