中国海軍にミサイル原潜や強襲揚陸艦など3隻就役、メディア論評「強い島強奪能力を備えた」

中国海軍にミサイル原潜や強襲揚陸艦など3隻就役、メディア論評「強い島強奪能力を備えた」

海南省三亜の海軍基地で中国海軍の「主力戦闘艦」3隻が軍側に引き渡された。「強い島強奪能力」と評した中国メディアもある。写真は3隻中の1隻である強襲揚陸艦の「海南」。

中国メディアの環球網などによると、海南省三亜の海軍基地で23日、中国海軍の「主力戦闘艦」3隻が軍側に引き渡された。3隻はそれぞれ、戦略ミサイル原潜の「長征18号」、ミサイル駆逐艦の「大連」、強襲揚陸艦の「海南」。4月23日は1949年の同日に中国海軍が設立された記念日だった。「主戦艦」3隻の引き渡しの儀式には習近平国家主席も出席し、軍艦旗を授与するなどした。
環球網の記事によると、中国では、通常動力の潜水艦の場合には「長城」、原子力潜水艦の場合には「長征」と命名される。「長征18号」は原子力潜水艦と判断できるという。
記事はさらに、軍事専門家の宋忠平氏の解説を紹介。2018年4月に中央軍事委員会が南シナ海で観艦式を行った際に、関連する公開資料には、式に参加した軍艦に094A型戦略核ミサイル原潜があったが、23日に新たに就役した潜水艦も094A型原潜の改良型と考えられるという。性能面については、静粛性が相当に向上し、核ミサイルの精度も向上していると見られるという。宋氏は、海軍の核攻撃力と解放軍全体としての地上発射・爆撃機搭載・海中発射による「三位一体型核戦略力」飛躍的に向上し、報復能力も増強されたと説明した。
「大連」は、第2次世界大戦後にアジアで建造された最も大型の作戦艦艇である055型ミサイル駆逐艦と見られる。055型の1番館である「南昌」と「拉薩(ラサ)」は、北海艦隊に配備された。記事は、南海艦隊に国産空母の「山東」に加えて「大連」が配備されたことで、南海艦隊の軍事能力が一段と向上したと論評した。
「海南」は075型強襲揚陸艦と見られている。環球網記事は、「空母との混成部隊を編成することで、強い島強奪能力を備える」ことになったと論評した。(翻訳・編集/如月隼人)

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