日米など多国籍メンバー混在、中国男性グループ「INTO1」はうまくいくのか―中国紙

日米など多国籍メンバー混在、中国男性グループ「INTO1」はうまくいくのか―中国紙

26日、環球時報は、中国のオーディション番組から生まれた国際化男子アイドルグループが「苦境を打破することができるか」とする記事を掲載した。

2021年4月26日、環球時報は、中国のオーディション番組から生まれた国際化男子アイドルグループが「苦境を打破することができるか」とする記事を掲載した。
中国の動画配信サービス・騰訊視頻のオーディション番組「創造営2021」で24日、11人構成の国際化男子アイドルグループINTO1(イントゥーワン)が誕生した。
記事は、番組開始当初から「国際化」がセールスポイントの一つとされ、国際的な交流や融合にウエイトを置いてきたと紹介。ロシア出身の参加者がロシアメディアによって広く報道されるという展開もあったと伝えた。
その一方で、24日に正式メンバーが発表されると「国際化」の部分で大きな論争を引き起こすことになったとし、メンバー11人中で中国人が半分以下の5人にとどまり、あとは日本人、米国人、タイ人(タイ系ドイツ人含む)がそれぞれ2人ずつという構成になったこと、メンバー入りが有力視されていた研修生がまさかの落選となったことなどが視聴者に「裏での操作があったのではないか」と疑念を抱かせる要因になったと紹介している。
また、最終オーディションでは外国人研修生の中国語が「まるでヒアリングテストのように聞き取りづらい」レベルであり、オーディション終了後も中国の記者からの質問に答えられない研修生が何人かいたと指摘。さらに、世界的な新型コロナの感染拡大により、外国人メンバーは里帰りするたびに2週間の隔離を余儀なくされることで、2年間に限定された活動期間中にフルメンバーで十分な活動ができるかどうかも疑問であると伝えた。
記事はその上で、日本の芸能界関係者が「日本の芸能事務所の多くは今、中国版のオーディション番組を静観しているか、あるいは気にかけていない状況だ。もしINTO1の日本メンバーの人気が高まるようならば、今後日本の事務所から研修生が多く派遣されるようになるかもしれない」とし、北京大学中国語学部の張頤武(ジャン・イーウー)教授も「INTO1は中国と海外の相互理解を高めるという点で大きな潜在力を持っている」とINTO1の可能性について言及したと紹介。一方で、張教授が「予想される大きな困難は、国内と国外の文化をいかにして交流、融合させ、あるいは有機的に衝突させ、国内外の若者の人気を獲得するかという問題だ。これは簡単ではなく、怖いのは両方からそっぽを向かれてしまうことだ」と指摘したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)

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