韓国の家族制度が大幅に改定、「父姓優先主義」も廃止=韓国ネットは混乱「もうめちゃくちゃだ」

韓国の家族制度が大幅に改定、「父姓優先主義」も廃止=韓国ネットは混乱「もうめちゃくちゃだ」

韓国の女性家族部が新たな家族政策の骨組みを発表。夫婦の協議により生まれた子どもに母親の姓を名乗らせることが可能になる。資料写真。

韓国で夫婦の協議により生まれた子どもに母親の姓を名乗らせることが可能になる。28日、韓国・東亜日報が伝えた。
記事によると、韓国の女性家族部は27日、新たな家族政策の骨組みを盛り込んだ「第4次健康家庭基本計画」を発表。原則的に子どもが父親の姓を継ぐ「父姓優先主義」をとる現行法に対し、2025年までに夫婦の協議により母親の姓を継がせられるよう民法を改正することを明らかにした。
同時に今回の計画では、これまでに認められていた配偶者や直径血族、養子縁組で結ばれた兄弟姉妹などに加え、同棲・事実婚カップル、虐待を受けた子どもの養育家庭など、さまざまな集団を「法的な家族」として認定することを決定。これにより婚姻届を提出せずに同居するカップルの間で起きた暴力事件についても、加害者を「家庭内暴力」の範囲で処罰することができるようになるという。
さらに未婚の母(父)による子どもの出生手続きも簡易化され、「婚外子」のような差別的用語はすべて「子ども」に統一されるとのこと。ひとり親家庭に対する養育費の支援も強化される予定という。
記事は「政府が今回の計画を打ち出した背景には、現行の家族制度が出生率の低下や晩婚化などの社会情勢に追い付いておらず、『法的な家族』に含まれないさまざまな集団が差別や偏見を受けている状況がある」と説明。20年に女性家族部が19歳から79歳までの男女1500人を対象に実施した調査では、69.7%が「婚姻や血縁関係がなくても生計や住居を共にすれば家族になれる」と回答しており、国民も新たな形態の家族に共感を示していると判断されたという。
ただし、同性カップルについては今回も「家族」の範囲には含められていない。女性家族部の関係者は「同性カップルを『家族』の範囲に含めるかどうかは、引き続き社会的合意が必要な事案」と述べている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「もうめちゃくちゃだな」「このままじゃ犬とも同居して家族になると言う人が現れそう」「もう姓なんて必要ない。名前だけで生きよう」「女性家族部に莫大(ばくだい)な予算が投入された結果がこれか。税金がもったいない。韓国人女性とは結婚しない方がよさそうだ」「やることは膨大にあるはずなのに、こんなことに時間の無駄遣いをしないでほしい」など、混乱や反発の声が相次いでいる。
一方で、「韓国社会の根幹を揺るがすだって?母親の姓を継がせることの何が問題なの?」「いいね。むしろ今まで認められていなかったことに驚いた」など、一部では賛成の声も見られた。(翻訳・編集/丸山)

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