中国芸能界に二重契約書が横行、タレントの会社登記抹消が相次ぐ―中国メディア

中国芸能界に二重契約書が横行、タレントの会社登記抹消が相次ぐ―中国メディア

29日、第一財経は中国の芸能界で芸能人が設立した会社の登記抹消が相次いでいるとし、その背景について報じた。写真はジェン・シュアン。

2021年4月29日、第一財経は中国の芸能界で芸能人が設立した会社の登記抹消が相次いでいるとし、その背景について報じた。
記事は、中国の女優ジェン・シュアン(鄭爽)について近ごろ、二重契約による脱税の疑いがあるとの告発があり、上海市税務局や北京市の放送当局がジェン・シュアンの出演したドラマの制作費用や出演者のギャランティーについて調査に乗り出したと伝えた。
そして、情報によるとジェン・シュアンが出演したドラマ「倩女幽魂」の出演料はもともと1億5000万元(約25億2000万円)で、ジェン・シュアン側がさらに上積みを要求した結果1億6000万元で話がついたものの、多額の所得税の支払いを逃れるために二重契約を行い、「表の契約」では出演料を4800万元(約8億640万円)とし、残りの1億1200万元については自身の母親が経営する会社を名義とした「裏契約」を結んだと説明している。
その上で「近ごろ、多くの芸能人の会社が登記を抹消されている」と指摘。業界関係者の話として、ここ数年は芸能人のギャラに対する管理がますます厳しくなっており、一部の「流量明星」(特に代表作を持たないものの、見た目の良さなどからネット上で高い人気を集めている俳優などを指す)が自分の親戚やマネジャーを集めて会社を作り何らかの名目上の「仕事」を与え、本来は自身のギャラとなるお金の大部分をこの会社への報酬という形にして支払わせ、自らのギャラを少なく見せるという脱税行為が横行しているとする業界関係者の話を紹介した。(翻訳・編集/川尻)

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