大量の牛乳を溝に捨てる映像が物議、その理由は…―中国

大量の牛乳を溝に捨てる映像が物議、その理由は…―中国

5日、中国中央テレビ(CCTV)のウェブサイト央広網によると、大量の牛乳を溝に捨てる映像が物議を醸している。

2021年5月5日、中国中央テレビ(CCTV)のウェブサイト央広網によると、大量の牛乳を溝に捨てる映像が物議を醸している。
記事によると、近頃中国のオーディション番組と飲料ブランドがコラボレーションし、飲料の包装に印刷されている二次元コードや付録のスクラッチカードを使ってお目当ての研修生に投票する企画が増えており、ファンが投票目当てに飲料を購入し、飲まないまま捨てる事例が問題視されている。先日も、大量の牛乳が水路に流し捨てられる映像がネット上で物議を醸し、あるアイドルの応援団が投票目的でパック入り牛乳を大量購入するなどの行為が明らかになった。
中国人民大学商法研究所の劉俊海(リウ・ジュンハイ)所長は、先月29日に中国で「反食品浪費法」が施行されたことにより、今後は購入した牛乳などの飲料を飲まずに捨てれば違法行為になると指摘した。
記事によると、「反食品浪費法」の第30条に「ネットワーク音声、動画サービス提供者が大食い、暴飲暴食など食品の浪費を宣揚する番組、あるいは音声、映像情報を制作、発表、伝播した場合、ネットワーク情報当局が警告を発し、是正を命じる。是正を拒んだ、あるいは重大な状況の場合は1万元以上10万元以下の罰金に処し、制作者、発表者、伝播者の関連業務を含む関連プラットフォーム運営の一時停止、整理を命じることができる」と規定されているという。
中国社会科学院国際法研究所の何晶晶(ホー・ジンジン)副研究員は「ファンの熱狂的な追っかけによる浪費行為は、芸能人のデビューや大衆イメージづくりに大きな悪影響を与える。そして、芸能人の芸能キャリアにとっても大きなマイナスになる」と語った。(翻訳・編集/川尻)

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