米ムーディーズ「韓国の財政健全性弱体化、他国に比べて大きくない」=韓国ネット「韓国は認められている」

米ムーディーズ「韓国の財政健全性弱体化、他国に比べて大きくない」=韓国ネット「韓国は認められている」

12日、韓国・聯合ニュースは、米ムーディーズが「韓国は他国に比べて財政健全性の弱体化は大きくない」と格付けたことについて伝えた。写真はソウル。

2021年5月12日、韓国・聯合ニュースは、米ムーディーズが「韓国は他国に比べて財政健全性の弱体化は大きくない」と格付けたことについて伝えた。
記事によると、米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスはこの日、韓国の国債格付けを最上位から3番目の「Aa2(安定的)」に据え置いたと発表した。アジア諸国の中ではシンガポールに次いで2番目に高く、香港・台湾は1段階低い「Aa3」、日中は2段階低い「A1」だった。
これについて、同社の韓国担当クリスチャン・ド・グズマン氏は「韓国は(新型コロナウイルスに対して)財政政策を時宜適切に展開し、それによって財政収支が悪化した部分がある。しかし他のAa国家に比べ(短期的に)財政健全性の弱体化は大きくない」と評価。「中期的に見れば負債の負担が増えるが、他国と比べると相対的に負債増加率が小幅」とした上で、「負債が増えたとしても十分な資金調達環境が続いているため、安定的な返済能力があるとみている」と述べたという。
また、今年末の韓国の国内総生産(GDP)に対する政府の負債比率をこれまでで最も高い46%と予想し、「(財政収支が)早期に黒字に転換するよりは、時間をかけて回復するだろう」との見通しを示したという。
ただし「危険要因」として、銀行の収益性に否定的な影響を及ぼしかねない法案、長期的にみて高レベルの家計融資と増加率のスピードを指摘した。最近の仮想通貨ブームが銀行界に及ぼす影響についても「住宅だけでなく株式や仮想通貨などに対しても、ローンで投資するようになりそうだ。これは資産価格の急激な下落があった場合、顧客にかなり否定的な影響が及ぶということを意味する」と話したという。
これを受け、韓国のネット上では「海外は韓国のことをこんなにも認めてくれている」「国内のニュースだと国が崩壊しそうな気がするけど。どちらが正しいの?」「あ〜よかった。国内メディアの報道だと明日にでも国が倒れそうで不安になる」など国内外の報道の違いを指摘するコメントが目立ち、「野党はいつも大騒ぎ」「政治に利用するのはよくない」と政治家に対しても批判する声が上がっている。
この他に「すべて大企業が収めた成果」「北朝鮮のリスクさえなかったら世界最高レベルになれるのに」「独自の格付けがB級の各種赤字の公共機関の数値はこの統計に含まれていないから、必ずしもいいとは言えない」「それなら第5次コロナ支援金もぱあっと出して」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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