海外メディアが中国サッカーを嘲笑も「誤報だ」と中国メディア、ネット民「でも全く腹立たない」

海外メディアが中国サッカーを嘲笑も「誤報だ」と中国メディア、ネット民「でも全く腹立たない」

中国メディアの観察者網は19日、「海外メディアが中国サッカーをよってたかって嘲笑、細かく見たら笑った…」と題する記事を掲載した。写真左が何世華氏、右が徐広楠氏。

中国メディアの観察者網は19日、「海外メディアが中国サッカーをよってたかって嘲笑、細かく見たら笑った…」と題する記事を掲載。海外の権威あるメディアが報じた中国サッカーのニュースに誤りがあると指摘した。

今月4日に行われた中国2部リーグの?博蹴鞠対四川九牛の試合で、投資家である何世華(ホー・シーホア)氏が?博蹴鞠の選手として背番号「10」を付けてアディショナルタイムに出場。オーナーが試合に出場することについて、一時論争を巻き起こした。

ところが、最近になってイタリアの「ガゼッタ・デロ・スポルト」やスペインの「アス」、ポルトガルの「ア・ボーラ」といった有名メディアがいずれもこの件について「誤って」報じたという。

記事によると、上記メディアは「体重100キロの息子の、サッカー選手になりたいという願いを叶えるため、(何氏は)大金をかけてチームを買った」「買収の際に息子を先発リストに載せるよう要求し、チームの象徴である10番を渡した」などと報じ、青色のユニフォームを着た巨漢選手の写真を掲載した。

しかし、4日の試合に出場したのは「息子」ではなく何氏本人であり、当時は赤色のユニフォームを着ていた。写真の巨漢選手は徐広楠(シュー・グアンナン)氏という全くの別人で、使用された写真は2019年シーズンの試合のものだったという。なお、徐氏もプロ選手ではなく当時、吉林百嘉というチームのオーナーだった。

観察者網の記事は欧米メディアの報道について、「どこから出てきたのかわからない『ニート息子』を皮肉っている」「この(誤った)ニュースは急速に拡散され、中国サッカーは資本がクラブを操作していると揶揄された」と不快感を示し、「何氏が試合に出場したのは自身の夢を叶えるため。しかし、チームの準備と試合には絶対に影響を与えず、チームの戦術を乱すことはないと早くから言っていた。交代で出場したのもアディショナルタイムで、最終的な試合結果に影響を及ぼさなかった」と説明した。

また、18日には韓国メディアも同じように誤って報じ、「息子を先発選手にしなければならないことは理解できない」と評したことに言及し、「そもそも作り話なのだから理解できないのは当然」と反論。「一社が間違えるならまだしも、なぜ各国のメディアが口裏を合わせられるのだろうか」と皮肉った。

ただ、中国のネットユーザーからは「彼ら(海外メディア)が中国サッカーを侮辱するのを見て、全く腹が立たないのはなぜだろう」「俺なんか、もっと言ってやりたくなったよ」「中国サッカーをたたくものであれば、俺は片っ端から称賛を送る」「中国サッカーを皮肉る人はみんな友達だ」「どんなに貶めたところで、中国人の心の中の中国サッカーの地位をこれ以上下げることができない(すでに地に落ちている)ことに、海外メディアは絶望するだろうね」といった声のほか、「実際のところ、息子だろうと本人だろうと大して違わないだろ」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/北田)

関連記事(外部サイト)

×